向井理が外国人記者クラブで流ちょうな英語を披露、将来の海外進出にも意欲示す!

向井理
向井理
向井理
時折考えながら、英語でスピーチした向井理(右)。左は近藤正岳プロデューサー
司会(右)と会話する向井理(左)
登壇中の向井理
向井理
向井理
最後の挨拶をする向井理
台座付きマイクを手に最後の挨拶をする向井理

ごく普通の大学生がひょんなことからボランティアに目覚め、カンボジアに学校を建てようと奮闘する様子を描いた『僕たちは世界を変えることができない。But, We wanna build a school in Cambodia.』。この映画の記者会見が9月13日に外国人記者クラブで行われ、本作で初の単独主演を果たした向井理とプロデューサーの近藤正岳が出席した。

[動画]向井理が外国人記者クラブで英語スピーチ
『僕たちは世界を変えることができない。』外国人記者クラブ会見

試写会後、満席の会場に登場した向井は流ちょうな英語で皆に挨拶。「実話に基づいた映画で、カンボジアに学校を作ることだけではなく、努力すること、思いやりを持つことをメッセージとして掲げた作品です」と語った。

同名の原作を映画化した作品で、映画化の経緯を聞かれた近藤プロデューサーは「本は非常に面白かったが、キャスティングを考えると映画化は難しいと思った」と説明。だが偶然、向井が「カンボジアは第2の故郷」と公言していることを知り「彼しかいない!」と白羽の矢を立てたとも。「彼のキャスティングは“ベスト”ではなく“オンリー”でした」と、向井なくしてはこの映画は成り立たなかったことを明かしていた。

カンボジアでのロケも行った本作。撮影を通じて価値観が変わったりしたかと聞かれた向井は「ボランティアに対する見方が変わった」と回答。「結局、自己満でいいんだな、と。誰かのために何かをするのは、自分のために何かをするよりも素晴らしいこと。それは、例えば“子どもたちの笑顔”のように、物質的なものではなく精神的なもので返ってくると気づき、ボランティアという言葉が堅苦しいものではなくなった気がした」と話していた。

また、海外プレスの前で臆することなく流ちょうな英語を披露した向井に、「ハリウッドやヨーロッパの映画に出てみたいか」という質問も。向井は「今の自分の英語が通用するとは思っていない。日常会話ですし、留学もしたことがないので」と謙虚な姿勢。すでに海外からのオファーもあるそうだが、出演の際には準備期間がほしいそうで「英語ももっとブラッシュアップしないといけない。でも、世界に目を向けることは大事なこと。海外に対しては興味をもっているので、タイミングが合えば」と、将来の可能性を口にしていた。

マスコミ向けのフォトセッションの後、最後の挨拶をした向井。だがワイヤレスマイクの調整ができていなかったことが分かると、自ら卓上の台座付きマイクを手にし、「初めての経験はとても好きなので、こういうマイクにもどんどん挑戦していきたい(笑)」と話して会場を沸かせた。

映画については「深作(健太)監督は『カンボジアという国を通して日本を描きたい』と仰っていました。僕は日本が大好きですし、今の日本を変えたいなどと大きなことを言うつもりはありませんが、(撮影を通じて)今の日本に足りない要素を補ってくれる要素がカンボジアにあるんだと気付かせていただきました。この映画は、今、(日本人が)置かれている環境を見つめ直すいい機会になると思います」と話していた。

『僕たちは世界を変えることができない。But, We wanna build a school in Cambodia.』は9月23日より有楽町スバル座ほかにて全国公開される。

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