アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を3Dで映画化した『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。この映画の公開アフレコが9月22日に都内スタジオで行われ、日本語の吹き替えを担当する溝端淳平と檀れいが登場した。
・[動画]『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』公開アフレコ
溝端が担当するのはローガン・ラーマン扮する主人公のダルタニアン役。檀はミラ・ジョヴォヴィッチ扮するミレディ役。共に洋画のアフレコは初挑戦だそうで、溝端は公開アフレコで使用したシーンが一番苦労したシーンだったことに触れ、「ちょっとスタッフに悪意を感じますね」と話し笑いを誘っていた。
その後、囲み取材が行われ、苦労した点を聞かれた溝端は「自分が1回やった芝居にアフレコをしたことはあるが、人の芝居に声を合わせるのは初めて。吐息や息を吸うシーンも多く、吸い方に合わせてセリフを言うのが1番難しかった」とコメント。檀も「アニメはやったことがあるが、実際に演じている方の映像にのせてのアフレコは初めて。ミラ・ジョヴォヴィッチさんの芝居に合わせて、楽しんで表現することができた」と語っていた。
収録日が別々だったため、2人が顔を合わせるのはこの日が初めて。溝端の声について檀は「素敵な良い声をお持ちだなと」と印象を述べた。これに対し、溝端は「ダルタニアンは17歳の役なんですけど、僕は元の声が低いため、頑張って高い声を出した」と苦労を口にすると、檀の声優ぶりについては「完璧に役作りされていて、さすがだなと思った」と褒め称えていた。
一方、檀にとってはこの日が、7月に及川光博との結婚を発表した後、初の公の場。新婚生活に関してコメントをもらいたいレポーターたちと、「質問は映画の内容に限らせてください」と断固として譲らない宣伝スタッフたちとの白熱バトルも垣間見られた。
タイトルの「首飾り」に絡めてレポーターが、ネックレスをつけて登場した檀に「最近、プレゼントされたもの」を尋ねる質問では、別の仕事で職人さんから焼き物をもらったと答える檀に「それは結婚のお祝い?」と突っ込むと、「映画に関する質問でお願いします!」と宣伝スタッフがすかさず応酬。
プレゼントつながりで結婚指輪に触れれば「映画に関する質問で」と遮られ、「今日はされていない?」と食い下がるといったバトルを展開。そうしたなか、溝端が「みなさん、僕のプライベートにはまったく興味がないんですね」と機転を利かして発言。ヒートアップした場を和ませいていた。
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は10月28日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開となる。
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