人間が高度な知能を持つ猿に支配されるという内容や衝撃のラストシーンが、劇場公開当時、話題となった『猿の惑星』。シリーズ最新作『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』では、人類が猿に支配されるに至った経緯が描かれ注目を浴びているが、その劇場公開に先駆け、9月24日にディファ有明でジャパンプレミアが行われた。
・なでしこジャパン丸山選手が映画イベントで意気込み
・[動画]『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』予告編
登場したのは、なでしこジャパンを牽引し女子W杯優勝へと導いた澤穂希選手と、父親(石原慎太郎)が東京都知事、叔父(石原裕次郎)は永遠の銀幕スターという最高の遺伝子を受け継ぐ石原良純。映画のイベントは初めてという澤は「ワールドカップの決勝よりも緊張しています」と挨拶。特殊な遺伝子によって進化を遂げ、仲間と共に自由を求める猿のリーダー・シーザーについて「キャプテンという立場なので、チームを引っ張る部分は共感できました」と、自分自身と重ね合わせた感想を述べていた。
一方、石原は、映画の見どころについて「68年のオリジナルは今でも覚えています。本作は(オリジナルの)なぞが解けるというのが見どころ。シーザーの表情が成長にするに従って、どんどん変わっていくのがすごかったです。しかも全てCGということで本当にビックリしました」と語っていた。
また、映画のテーマでもある「進化」になぞらえ、今後の自分自身の進化について聞かれた澤は「現役である以上1日1日、目標を高く持って進化していきたいと思います」と、2012年ロンドン五輪に向けての意気込みを感じさせる回答。
その後、澤が本イベントのために設けられた特製ゴールへシュート! ゴールが決まると、バックパネルが炎に包まれるという演出に、石原から「炎のシュート、本当に熱かったです!」と賛辞を贈られると、澤も「こんなに派手なゴールはサッカー人生で初めて!」と興奮気味。さらに、司会から「この映画をメダルの色に例えると?」と尋ねられると「もちろん、金メダルです!」と力強く答えていた。
本イベントには、大ヒット祈願で作られたシーザーの姿を模した「特製ちらし寿司」も登場。お寿司が大好きと語る澤は「今すぐ食べたい!」と満面の笑みを浮かべていた。
『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』は10月7日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開となる。
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