新人コンパニオン2人が、温泉街にはびこる悪をお色気たっぷりに撃退していく姿を描いた平本アキラの人気マンガを実写化した『やりすぎコンパニオンとアタシ物語』。この映画が9月24日に公開初日を迎え、池袋シネマ・ロサで行われた舞台挨拶に守永真彩、丸高愛実、伊藤えみ、谷桃子、山本清史監督が登壇した。
守永は撮影を振り返り「4人とも同じ部屋で8日間一緒に過ごした。終始笑いが絶えないお部屋で、その中心にいるのは、いつも桃ちゃんだった」と谷がムードメーカーだったことを指摘。「ヘン顔ばっかりで、そのときの私たちの携帯の動画と写真は、すべて桃ちゃんのヘン顔」と続けると、行きがかり上、披露するしかないと思ったのか谷は、とっておきのヘン顔「鬼瓦」を見せるも、場内には微妙な空気が漂っていた。
本作の原作マンガはかなりエロティック。出演依頼が来たときにどう思ったかとの質問に、守永は「映画に主演として出られると聞き、ただただ嬉しかったが、その後、本屋さんで購入し、原作を読んでみて『オッ』と思った。過激なシーンが多く、なかでも私は特に過激な役で、これから一体どうなるんだろうって思った」と当時の心境を吐露。その後、台本が届き、エロティックなところが減っていたので「これなら私でもできると思った」と話していた。
一方、台本をもらうまでは原作を読むなと言われていたという丸高は「人間、読むなと言われたら読みたくなっちゃう。マネージャーのデスクに置いてあったので読んでみて、これは無理だなと最初は思ったが、台本をいただいたら、全然できますと言いました」とコメント。
伊藤も「最初にあらすじが簡単に書かれたモノをいただいて、結構過激な感じだったので、どうやってやんわりお断りしようかなって思った(笑)」と明かすと、「出演予定者のなかに、何回もお仕事を一緒にしていた谷桃子ちゃんの名前があって、谷さんはどうやって断ったのかなって思ったら『谷さん快諾です!』と言われ(笑)。じゃあ、うちもとなった」と話していた。
一方、穴流鶏子という、やや過激な名前の役柄を演じた谷は「事務所の方に今回の役は“穴流ヤリコ”だからと言われていた。顔合わせのときに、自己紹介で元気いっぱいに『穴流ヤリコ役の谷桃子です』と言ったらヘンな反応があったが、そのまま本読みに入った。そこで、私の前の人が呼びかけるセリフに『鶏子』とあって、初めて自分の正式な役名を知った」と話し、観客を沸かせていた。
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