原田泰造主演で『アントキノイノチ』スピンオフドラマを放送！

2011.09.28

その他の写真はこちら（3）

今年8月に開かれた第35回モントリオール世界映画祭でイノベーションアワードを受賞し話題を集めた『アントキノイノチ』。11月19日のこの映画の公開に先駆け、11月5日にTBSでスピンオフドラマが放送されることがわかった。

・『アントキノイノチ』がイノベーションアワード受賞
・［動画］『アントキノイノチ』会見／岡田将生、榮倉奈々、原田泰造ほか

映画は、高校時代の事件をきっかけに心を閉ざしてしまった青年が遺品整理業の仕事に就き、生と死を見つめていく物語で、岡田将生と榮倉奈々が主演している。今回発表となったドラマスペシャル『アントキノイノチ〜プロローグ〜天国への引越し屋』は、映画の2年前が舞台となり、映画で重要な役どころを演じる佐相（さそう）と遺品整理会社「クーパーズ」の出会いから物語が始まる。

佐相役を演じるのは原田泰造。クーパーズ社長･古田役に鶴見辰吾、後にクーパーズで働くことになるゆき役を榮倉奈々が演じる。３人とも映画と同じ役を演じており、映画の主人公・杏平役の岡田将生がナレーションを担当するほか、映画で脚本を担当した田中幸子が、本ドラマでも脚本を執筆するなど、映画のスタッフが一同に集結し、映画につながる新たな物語を作り出した。

また、ドラマのオリジナルのキャストで、キーパーソンとなるのが佐藤江梨子演じる“おひとりさま”女性の瞳。彼女の存在が佐相を悩ませ、彼の人生に影響を与えていくほか、古田社長がなぜ遺品整理業を志したのかなど、映画では描かれなかったエピソードも語られていく。

ドラマ版で主演をつとめる原田泰造は、以下のようにコメントしている。

「今回、佐相という映画と同じ役でドラマの主演をさせていただくことになりました。映画の2年前という設定で、なぜ佐相はクーパーズで働くことになったのか、なぜ古田社長はクーパーズを設立することになったのかなど、映画『アントキノイノチ』につながるエピソードが描かれます。遺品整理という仕事との出会い、そしてドラマオリジナルのキャストである佐藤江梨子さん演じる瞳との出会いが佐相を成長させ、映画につながっていきます。映画もすごくいいお話ですが、このドラマを見たうえで映画を見ていただければ、より深く楽しめると思います。是非ご覧ください」

※今回は関東ローカルでの放送となるため、関東以外での放送の有無・放送時間などはお近くの放送局にお問い合わせください。