呪われたホテルと噂されている廃墟ホテルを舞台に映画撮影チームが体験した恐怖を描いた『スピーク』。この映画が10月1日に公開となり、霊やオーラが見える霊感スピリチュアルアイドルとして知られる疋田紗也が池袋シネマ・ロサで行われた初日のトークイベントに登壇した。
・[動画]『スピーク』公開記念、疋田紗也トークショー
・『スピーク』公開記念、疋田紗也トークショー、その他の写真
疋田は1歳のときに医療ミスで臨死体験を経験し、三途の川を見て生還したことから霊感を帯びてしまったという異色プロフィールの持ち主。ニフティ映画で行われた最強の霊感アイドルを決定する投票企画で、おぞましすぎる実体験エピソードがユーザーを凍り付かせ、見事、1位を獲得。本作のPR大使に任命された。
「私はスピリチュアルアイドルと言われていて霊感があるんですけど、心霊スポットに行くと心臓をキュッと掴まれたような痛みがある。この映画は初っぱなから心臓をグッと掴まれるような痛みがあった。間違いなくいるなと思った」と、のっけから霊感トークが炸裂。
1番怖かったシーンを聞かれると、「サー、サーと人影が通るシーンがあって、最初は作り物だなと思っていたが、1回だけサーと人間の速さではない勢いで通る影があって、本物が出たと思った」と観客を恐怖世界へと誘っていた。
また、自身の心霊体験については「免許を取るときに初めて路上に出て、サーと人影が出たのでブレーキを踏むと、『何で君はブレーキを踏むんだ』と教官さんに言われ、『人が』と言ったら、『いないよ』と言われた」と、ブレーキを踏むクセがあることを理由に何回も落とされた苦労話を告白。
霊は駅のホームにも結構いるそうで、「霊がよけないから、私がよけると目の前で霊がサッと消える。私は今、まわりから見たら何をよけた人だと思われたのか」とも話していた。
「物心ついた頃からずっと見えていて、みんなも見えているが、口にしたら霊が寄って来るから黙っているんだと思っていた。それが、中学生くらいのときに飛び降りようとしている人がいて、『あの人、危ない!』と友だちに言ったら、『誰もいないよ』って言われ、この人は本当に見えていないんだと気づいた。自分に霊感があって、周りの人にはないと気づいたときはすごくショックが大きかった」と、自分が特別であることを悟ったときの辛さを語っていた。
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