『東のエデン』や『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズなどで知られる神山健治監督。その最新作『009 RE:CYBORG(ゼロゼロナイン リ・サイボーグ)』の製作発表が10月4日に新宿バルト9にて行われた。
『009 RE:CYBORG』は、石ノ森章太郎原作の「サイボーグ009」シリーズをもとに、神山監督自らが脚本を書き上げた作品。当日はYou Tubeやニコニコ生放送、Ustreamでも発表会の様子が配信されたが、監督がこのことを話すと、同時配信を見ていた25万人以上の視聴者から書き込みが殺到した。
同作について、制作プロデューサーの松浦裕暁(株式会社サンジゲン代表取締役)は、「目指すのは3DCGでありながら手描きのセルのように見える3Dアニメ。これこそが、日本のアニメが世界で勝負できる表現方法」だと語った。
『009 RE:CYBORG』は2012年秋に全国公開される予定。神山監督は「1年後の公開に向けて、みなさんの期待に応えられるものを作ってみせるので、楽しみにしてほしい」と自信をのぞかせ、大きな拍手を浴びていた。
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