10月14日に第16回釜山国際映画祭が閉幕し、役所広司主演・原田眞人監督の『わが母の記』がクロージング作品として上映された。
この日はあいにくの雨ながらも、屋根付き屋外シアター「BIFF劇場」には約5000人の観客が訪れ、映画を鑑賞。舞台挨拶に立った原田監督は「この映画のなかで、雨や水を重要な要素として描いている。この雨も、釜山が歓迎してくれた証で、粋なはからいのような気がする」と語った。
同作は、国民的作家・故井上靖の同名小説を映画化したもの。幼少期に両親から離れて育てられた主人公が、成長後、年老いた母と向き合う様子を、主人公の妻子の姿を交えて描き出す感動作。映画祭での上映後には、「自分の母のことを思って涙が流れた」「世界中、どこにでもある話なので共感した」「大泣きで、しばらく涙が止まらなかった」などの感想が寄せられた。
『わが母の記』は2012年GWに全国公開される。
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