俳優の香川照之と松岡茉優が、新型コロナウィルスの影響で公開を延期していた新作アニメーション『映画ドラえもん のび太の宇宙リトル小戦争スターウォーズ2021』にゲスト声優として出演することが分かった。松岡は子役時代に泣きの演技で苦労した際に「ドラえもんの数ある感動的なシーンを思い浮かべて涙を呼び込んでいたこともあります」と独特なエピソードを明かしている。
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香川照之「『ドラえもん』はどこをとっても面白い」
本作は、1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品。新しい脚本と現在の技術を駆使した3DCGで描かれる宇宙船、さらには日本を代表するCGプロダクション・白組協力のもとアニメーションにVFXを取り入れた演出など様々な面で進化を遂げ、再び大きな宇宙の小さな星を舞台に、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。
そんな本作を手がけるのは山口晋監督。脚本には佐藤大を迎えた。主題歌アーティストは Official 髭男 dism に決定した。本作のために書き下ろされた主題歌「Universe」は、小さな宇宙人・パピのために立ち上がるドラえもん達の大冒険に優しく寄り添うような楽曲となっている。
本作には、アニメ声優経験豊かな2人、香川と松岡が「映画ドラえもん」に初参戦。香川が演じるのは、クーデターを起こし大統領の命を狙うピリカ星の独裁者・ギルモア。恐怖で人々を支配するギルモアが怒りをあらわにするシーンでは、迫力ある演技を披露する。松岡演じるパピのお姉さん「ピイナ」は、今作で登場するオリジナルキャラクターだ。
出演にあたって香川は「50年という長い年月、幅広い年齢層の方から支持を得ていて、伝統のある作品に参加させて頂き、とても有難く思います。オファーのお話があったときは、二つ返事で『挑戦したいです!』とお戻しさせて頂き、一生懸命演じました! 今作の脚本を読んでみて、やはり『ドラえもん』はどこをとっても面白いなと感じました。ヒーロー感満載で、夢があって、友情の大切さを感じる作品になっていると思います。是非劇場で応援して頂ければと思います」とコメント。
一方、松岡は「子どもの頃からそばにあった『ドラえもん』に参加することができて、とても嬉しいです。お話しを頂いたときは、大人なのに『やったー!』と声を出してしまいました。子役時代には泣かなくてはいけない撮影でどうしても涙が出ない時、ドラえもんの数ある感動的なシーンを思い浮かべて涙を呼び込んでいたこともあります。今回演じさせて頂いた“ピイナ”は、原作にはない新しいキャラクターなのですが、底知れない優しさと強さを持ち合わせている、とっても魅力的なキャラクターです。ドキドキハラハラの物語ももちろんですが、心に残る素敵な言葉が作中にたくさんちりばめられているので、温かい気持ちになってもらえると思います。私も勇気を貰いました。お子さんももちろん、大人の方も、映画館で待ってます!」
また、今回は85年版の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリバイバル上映も決定。懐かしい映像と音楽を映画館で堪能できる。
『映画ドラえもん のび太の宇宙リトル小戦争スターウォーズ2021』は、2022年3月24日より全国公開。
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