ジョージ・クルーニー、子どもと妻の写真を掲載しないよう求める
ジョージ・クルーニーがイギリスのタブロイド紙「デイリー・メール」に宛てた公開書簡で、双子の子どもと妻の写真を掲載しないように求めた。妻のアマル・クルーニーは国際法と人権を専門とする弁護士で、2017年には彼女との間に双子が誕生している。
デイリー・メールの電子版「Mail Online」は先日、女優のビリー・ロードが空港で1歳になる息子を抱えている姿を掲載した。『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫で知られる故キャリー・フィッシャーの娘であるロードは、クルーニーとジュリア・ロバーツが出演するロマンティック・コメディ『Ticket to Paradise(原題)』に出演するため、パンデミック予防の隔離期間を終えて撮影地クイーンズランドに向かうため、にシドニー空港にいた。
クルーニーは、ロードと共演のケイトリン・デヴァーの空港での様子を伝える記事を見て、デイリー・メール紙やその他のメディアに宛てて、以下の文章を綴った。
「デイリー・メールとその他の出版社への公開書簡。
ビリー・ロードの1歳の赤ちゃんの写真が掲載されているのを見て、さらにその後、その写真を削除したことを見て、私たちの子どもたちの顔を掲載するのを控えていただくことをお願いしたく思います。私は公人であり、仕事をするための代償として、しばしば邪魔な写真(を掲載されること)を受け入れています。私たちの子どもたちはそのような約束をしていません。
妻の仕事の性質上、彼女はテロリストグループと対峙し、裁判にかけることがあり、私たちは家族の安全を守るためにできる限りの予防措置をとっています。どこかの出版社が子どもたちの顔を表紙に載せれば、私たちは子どもたちを守ることはできません。
私たちは子どもたちの写真を売ったことはありませんし、ソーシャルメディアもやっていませんし、写真を投稿することもありません。誇大妄想的な危険ではなく、現実的な問題であり、現実的な結果をもたらすのです。
罪のない子どもたちが狙われないようにすることよりも、広告を売る方が必要ではないということをご理解いただければ幸いです。
ありがとうございます。
ジョージ・クルーニー」
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