NHKの異色コント番組を映画化した『サラリーマンNEO 劇場版(笑)』が11月3日より公開となり、W主演の小池徹平、生瀬勝久をはじめ、沢村一樹、入江雅人、堀内敬子、山西惇、八十田勇一、吉田照幸監督が新宿ピカデリーで初日舞台挨拶を行った。
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小池は「公開初日からたくさんの方に来場いただき本当にありがとうございます。頑張って宣伝した甲斐があったと思います」と挨拶。一方、生瀬は「今まで、試写会など“無料”で見に来ていた人たちの前での挨拶では、何を聞かれても『別に』としか答えていませんでした」と前置きしてから、「今日はみなさん、朝早くからお金を払って来場いただいて、本当にありがとうございます!」と“有料”の観客たちに感謝の念を示していた。
また吉田監督は「映画は観客に見てもらって完成するという言葉を残した監督がいます。今日、まさにこの映画が完成したんだと思うと嬉しいです」と喜んでから、「劇場版の次回作はアクションに挑戦したいですね」と冗談交じりにコメント。するとこの発言を聞いた登壇者たちは、次回作の主演を決めるガチンコのジャンケン大会を始めることに。
小池・生瀬は共に早々に敗退。「カメラも来てるんだから空気を読め」という登壇者たちのヤジを受けながら勝ち残ったのは、なんと入江! 入江は「もし本当に次回作で主演になったら、(テレビシリーズの人気コント)『博多よかばい食品』でやりましょうか」と早くもその気に。
小池は「次回作があったら参加できる、というだけで僕は十分」と謙虚な姿勢。生瀬は「今日はジャンケン王の篠田(麻里子)さんがいないからイケる!と思ったのですが……」とちょっと残念そうだったが、「俺は『カイジ3』があるかもしれないから別にいいです」と虚勢を張っていた。また沢村も「これで『サラリーマンNEO』には何の未練もありません」と決別ムード。さらに「生瀬さんも三谷作品に出演しているし、自分も全力で三谷幸喜監督に売り込みたい(笑)」と宣言していた。
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