11・19公開『茲山魚譜–チャサンオボ–』冒頭映像公開
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イ・ジュニク監督が描いた19世紀、朝鮮時代の美しき絆の物語
第57回百想芸術大賞で大賞、第30回釜日映画賞で最優秀監督賞を受賞し、11月19日から全国で公開される、ソル・ギョングとピョン・ヨハン主演の韓国映画『茲山魚譜–チャサンオボ–』の冒頭映像が公開された。
キリスト教が迫害されていた19世紀初頭の朝鮮時代。熱心な教徒だった天才学者・丁若銓(チョン・ヤクチョン)は最果ての島に流刑になる。しかしそこには、豊かな海と自然、そして素朴な人々との出会いがあった。
次第に海の生物たちの魅力にとりつかれ、庶民のための“海洋学書”を書き記したい欲望が生まれていく。そして島民の誰より海の生物に詳しい若き漁夫・昌大(チャンデ)と出会い、やがて2人は互いに師となり友となるのだったが……。
日本でも渋沢栄一の孫、敬三が翻訳版の出版を志した、韓国で有名な海洋生物学書である「茲山魚譜(ルビ:チャサンオボ)」。同作は本に記された史実をもとに師弟関係の行く末を描いた感動ドラマだ。
国家の忠臣だった丁兄弟が「異教徒」として逮捕され…
今回公開された冒頭映像の舞台は1801年。国家に仕えた天才学者・丁若銓(ソル・ギョング)が王の正祖(チョン・ジニョン)からの信頼が厚く、「そなたたちを重用する日が必ず来る」「何があろうと生き延びよ」と官吏の職に就く。
しかし、1年後に正祖が亡くなると、西学を重んじ異教徒である丁は、後継である純祖と腹心らによって、兄弟3人とも捕らえよと厳しい命令が下るまでが描かれている。
正祖はチョン・ジニョン、一緒に逮捕される弟の丁若鍾はチェ・ウォニョン、丁若鏞はリュ・スンリョンが演じている。
韓国映画『茲山魚譜–チャサンオボ–』は、11月19日から、全国で公開される。
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