独創的バイオレンス&ヒューマニティで世界中にファンを持つSABU監督が手掛ける純愛サイキック・エンターテインメント『ダンシング・マリー』が11月5日より公開中。ムビコレでは、主人公である藤本を演じたEXILE NAOTOのインタビューを掲載中だ。
・SABU監督オリジナルストーリーで単独初主演/『ダンシング・マリー』EXILE NAOTOインタビュー
役作りは「共感できる部分を膨らましていきました」
老朽化したダンスホールの解体工事が怪奇現象により遅々として進まず、新たに担当になった市役所職員の藤本研二は霊能力を持つ女子高生の雪子を伴い現場を訪れる。そこで幽霊の踊り子マリーこと“ダンシング・マリー”から恋人ジョニーを探して欲しいと頼まれ、2人の恋を成就させるため捜索を開始する。
本作で単独初主演を飾ったNAOTO。役者を始める前からSABU監督の作品は見ており、撮影を楽しみにしていたという。「今回もSABUワールド全開でしたね。かなりファンタジーな部分もありますが、それだけじゃなくて人間臭さみたいなところがどの登場人物にもあって。これはSABU監督特有の“絶妙な違和感”ですよね。ファンタジーなのにリアリティがある。加えてバイオレンスシーンとピュアな純愛シーンも盛り込まれていて、とても色々な要素が詰まっている作品だと思いました」。
そんなNAOTO演じる藤本の印象は、“むちゃくちゃ普通の人”。演じてきた中で最も特徴がない藤本を演じるにあたって、「藤本は市役所で働いているのですが、何をやっても続かないし、情熱を燃やせない。でもその気持ちって、誰しも多かれ少なかれ持っている部分もあると思うんです。面倒くさいとか、ただなんとなく日々を過ごしてしまう気持ちは自分でも理解できるところがあったので。そんな時に自分的には “やる”という方の選択をしてきたつもりですけど、まずは共感できる部分を膨らましていきました」とNAOTO。想像力を膨らませて役作りに挑んだようだ。
最後にNAOTOは、「この作品はSABU監督ならではのバイオレンスと純愛と、ちょっとシュールなブラックジョークなど、たくさんの要素が詰め込まれているのですが、かなり見る側に解釈が委ねられている作品なんです。登場人物たちがつむぐ“永遠の愛”とか、“使命を全うする姿”とか、人によって感情を動かされるポイントは違うかもしれませんが、それぞれに一生懸命に生きようとする想いをこの作品から感じとってもらって、何かを始めようとする方のその一歩目になれたら嬉しいなと思いますね」と、作品から伝えたいメッセージを語ってくれた。
インタビューでは、撮影でのエピソードや、SABU監督との初タッグの感想についても語っている。EXILE NAOTOのインタビュー全文はこちらから!
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