『そして、バトンは渡された』興収6億越えの大ヒット!
累計発行部数80万部突破の本屋大賞受賞の小説を原作とし、永野芽郁、田中圭、石原さとみ出演で公開中の映画『そして、バトンは渡された』。11月8日時点の興行成績は動員490,456人、興行収入642,389,920円と、公開から11日ですでに興収6億円越えとなっている。大ヒットを記念し、永野、田中、石原の3人への特別インタビューが実施された。
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インタビュー冒頭で永野が、永野演じる優子と石原演じる梨花の関係性について聞かれると「実は……親子です!」と告白。
森宮さん(田中)と優子(永野)、梨花(石原)とみぃたん(稲垣来泉)は、それぞれ“血の繋がらない親子”の物語として描かれているが、その中に隠された、「梨花と優子の(血の繋がらない)親子関係」、そして「みぃたんが優子の幼少時代」であることが明かされた。
そんな親子という関係でありながら、本作品では共演シーンが少なかった永野と石原。実は本作が初共演だった。
撮影が進み、ようやく石原に会う日を迎えた永野は、「ずっと見てきた凄い女優さん、ママに会えるんだという(2つの)複雑な気持ちを持っていたので感動しました」と語る。
一方の石原も、「やっと会えた瞬間は震える気持ちだった」と心境を振り返り、「芽郁ちゃんの写真をずっと待ち受け画面にして、会えない時間で自分の愛情を深くしていきました」と役作りの工夫を明かした。
共演作も多くプライベートでも親交が深いという田中と石原だが、本作品での共演で「やっと結婚できましたね。ずっと成就しない2人(という設定が)多くなかったですか?」と石原が言えば、田中も「やっと……初めて結ばれましたね」と印象深く振り返る。そして田中は、「プライベートでも話せる関係性なので、安心感しかなかった」という深い信頼関係が本作品でも活きたと語っている。
また、本作品を鑑賞した感想を聞かれた田中が「こんな素敵な子(優子)のお父さんになれて嬉しかった」とコメントすると、永野は「想像を超えて感動を与えられた。自分が出ている作品でこんなに自分も感動できるんだと思いました」と感想を述べた。
秘密を抱え生きた2組の“親子”の人生が1つに交わる
本作品は、令和最大のベストセラーである瀬尾まいこの原作小説の映画化。
血の繋がらない親の間をリレーされ、4度も苗字が変わった森宮優子(永野)は、訳あって、料理上手な義理の父親・森宮さん(田中)と2人暮らし。今は卒業式でピアノを弾く「旅立ちの日に」を猛特訓中だが、将来のこと、恋のこと、友だちのこと等、上手くいかないことばかり。
一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原)は、泣き虫な娘のみぃたん(稲垣)に精一杯愛情を注ぎ、共に暮らしていた。しかしある日突然、娘を残して姿を消してしまう……。
全く違うはずの2つの物語が繋がったとき、驚きと共に今年最大の感動が訪れる本作品。事前に鑑賞した人の92.8%が泣いた(ワーナー・ブラザース調べ)とされ、書店員からも「登場人物のほとんどが優しいので見終わった後、自分も優しい気持ちになれました」「原作も素敵な物語でしたが、映画のラストも衝撃的で涙が止まらなかった」「血のつながりではない、壮大な愛に満ち溢れた作品だった」といった声が寄せられている。
『そして、バトンは渡された』は、10月29日に全国公開される。
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