お台場のデックス東京ビーチ内に期間限定オープン中の体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」にX JAPANのYOSHIKIの等身大フィギュアが展示されることになり、11月10日、「デックス広場」にてお披露目式が行われた。
・[動画]YOSHIKI等身大フィギュアお披露目式
・YOSHIKIの等身大フィギュアお披露目式、その他の写真
製作期間約3ヵ月、費用約1900万円をかけて自身のフィギュアが製作されたことについて、「光栄です。でも、YOSHIKIが2人もいたら周りの人は大変ですね」と微笑んだYOSHIKI。しかし、カウントダウンと共に姿を現したフィギュアと対面すると、「怖い! お化けみたい! 夢に出てきそう!」と大興奮。身に着けていたストールをはずしてフィギュアの首に巻きながら、「自分で自分を着飾らせるなんてヘンですね。髪の毛も本物みたい。肌の色も似てる。怖い! 本当にそっくり」と精巧な仕上がりに感心しながらも「怖い!」を連発していた。
フィギュアの製作にあたり、今年6月にヨーロッパツアー中のパリとロンドンで全身約200か所の採寸が行われたといい、「最初はくすぐったかったです。体型を維持するのも大変でした」とコメント。フィギュアが着用している衣裳は採寸時に本人が着ていたもので、「このジーンズは1本しかないので、(フィギュアに)あげちゃった」と製作秘話を明かし、「僕に会ったことがない人に見てほしい。くすぐるなり、なんとでもしてください」とPRした。
この日のYOSHIKIはタイ公演を終えて帰国したばかり。今年はヨーロッパ、南米、東南アジアをツアーでまわったが、「過去10何年間でいちばん活発に活動した年でした。自信がつきましたし、初心に帰れた。日本のファンの人たちがずっと応援してくれたから今の自分たちがあるんだと感謝しています。来年は世界デビューアルバムを完成させたいですね。世界進出はずっと前から思っていましたが、十何年前に解散したときは『夢は全部終わった』と思いました。でも、思い続けていれば夢は叶う。日本もこういうときだからこそ前に向かって進んでいきたいですし、音楽を通して少しでも勇気を与えられれば」とファンへの感謝を述べるとともに、さらなる飛躍を誓った。
イベント終了後、実際に展示される「マダム・タッソー東京」内でフォトセッションに応じたYOSHIKIは、フィギュアとの2ショットを自分撮りしながら、「無愛想だなぁ」と苦笑していた。
「マダム・タッソー東京」は、2011年9月30日〜2012年1月4日までの期間限定でYOSHIKI、AKB48の大島優子、ジョニー・デップ、レディー・ガガなど世界のスター全20体の等身大フィギュアを展示。実際に作品に触れることができるのが特徴で、セレブリティと肩を組んで記念写真を撮るなど、フィギュアを通じたセレブリティ体験を楽しめる。
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