スティーヴン・スピルバーグ監督初の3D映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』のチャリティーイベント試写会が11月12日に有楽町朝日ホールで行われ、タレントの山田五郎、モデルの堀内葉子、海洋冒険家の白石康次郎がトークショーに出席した。
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フランスやベルギーなど欧米で愛され続けてきたバンドデシネ(マンガ)のキャラクター、タンタンを主人公にした本作。少年記者タンタンが、財宝を積んだまま海に沈んだユニコーン号の行方を追う冒険が描き出されていく。
髪型がタンタンとそっくり!ということで出席することとなった山田は、タンタンを彷彿とさせる青いセーターとステンカラーのコート姿で登場。「原作本はベルギーのものなので、アメコミとは違いシックでオシャレな色合いの作品ですよね。CG技術の高さにも驚嘆しました」と感想を述べた。
堀内は「とにかくタンタンが勇敢で頼もしく、一緒に冒険をしている気分に」とコメント。これについて山田が「女性は冒険する男性が好きだとよく言いますが、実際に冒険をすると怒られますよね(笑)」と突っ込むと、堀内は「一般的に男性のほうが冒険心が旺盛だと思うので、女性は冒険心みなぎっている男性にひかれるところがある。私も冒険心のある方のほうがタイプです」と断言。
白石は「航海中には台風のなかに入ってしまったり、バミューダトライアングルで竜巻に遭遇したり、港から泳いできた海賊を木刀で退治したり、ヨットがマンガのようにクジラの背中に乗り上げたり、色々なことがあった」と過去の冒険譚を披露。「これからも(色々なことが)あるだろうけど、進めば進むほど、色々なことが起こる。だからこそ、経験をつんで成長していけるし、そこに冒険の魅力を感じる」と語っていた。
ただ白石は「今はどこでも携帯がつながるなど(冒険的には)嫌な時代になった」と苦笑い。ヨットを始めたころは、海図に記入されていないような未知の部分もあり「それがワクワクを引き出してくれた」と、すべてが明らかになっていくことへの寂しさも口にしていた。
映画については「映画を見たことを実際の行動に反映させて冒険をしてみるのもいいと思う」と山田。堀内は「深く考えないでも純粋に楽しめる」、白石は「(映画を見て)冒険心が生まれたら、恐れずに踏み出してみてください」と言ってから「親御さんは(子どもの)冒険を見守ってあげてください」と呼びかけていた。
『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』は12月1日より全国拡大公開される。
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