雑誌「セブンティーン」の人気専属モデル・広瀬アリスが初主演したホラー映画『ロストハーモニー』。その完成披露試写会が11月15日にヒューマントラストシネマ渋谷で開催され、広瀬をはじめ、吉谷彩子、高畑充希、田中美晴、柳田衣里佳、志村玲那、てんちむ、土岐善將監督が舞台挨拶を行った。
映画は、女子高の合唱部に所属する7人の女子高生たちが、それと知らずに忌まわしい過去のある湖畔のロッジで合宿したことから起こる惨劇を描いていく。
広瀬は「初主演だったので緊張しているのですが、やっと(映画を)見ていただけて嬉しい」と挨拶。和気あいあいとした登壇者たちの雰囲気に、司会が撮影中は合宿のようだったかと尋ねると、広瀬は共演者たちを見ながら「すっごい盛り上がって、ね!」と笑顔。登壇者たちもうなずきながら笑いあっていた。
続いて、ホラー映画への出演が多いという吉谷が「すっごい怖いです。自分が出ていて言うのもなんですが、すっごい怖いです!」と、「すっごい」を連発。いかに怖い映画かを観客に訴えていた。
高畑も「ホラー映画が初めてだったのですが、いっぱい怖がってもらえたら」とアピール。ホラー映画が苦手だったという田中も「演じながらも怖かったし、(試写を)見ても怖い。本当に怖いと思うので、ぜひ楽しんで」と力説。
柳田や志村は撮影中も怖かったようだが、人気ブロガーでもあるてんちむは「撮影中はドキドキしなかった」と明かしたものの、「試写ではマジ、ドキドキで! とにかく怖いことを伝えたい」と、やはり怖かったと話していた。
雪の長野県で撮影が行われたというが、「湖に落ちるシーンがあった」という吉谷は「結構、高い崖から落ちたので、怖くて……」と苦笑いしてから、「ちょっと監督に物申したい」とこの場を借りて抗議していた。
一方、血のりを大量に使ったという高畑が「寒さで血のりがだんだんパリパリに乾いてきて」と話すと、柳田は「私は血のりを使う機会がなくて、みんなが血のりの話をしているのを聞いて、私ももうちょっと使っていただきたかった」と残念そうだった。
撮影中はいろいろと大変だったようだが、今思い出すと楽しい思い出になってもいるようで「今になって思い出すのは楽しかったこと。久々にみんなと会ったのですが、久々という感じがしなくて」と女子高生ノリ。志村も、撮影中は恐怖と寒さで震えていたそうだが「今思えば楽しかった」と振り返っていた。
『ロストハーモニー』は12月3日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて順次公開される。
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