稲葉友が初長編映画主演を務める映画『恋い焦れ歌え(こいこがれうたえ)』が来年22年春に公開される。今回、本作品にさとうほなみが出演することが分かった。
・100万ダウンロードを記録、話題のBLコミックを実写映画化!
想像もしなかった夫の悩みに戸惑いながらも、真摯に向き合おうとする妻を演じる
本作は、100万ダウンロードを記録し話題となったBLコミック「性の劇薬」で知られるフューチャーコミックスが製作する実写映画。
清廉潔白な小学校臨時教員・桐谷仁(稲葉友)。正規教員の道も見えてきた最中、彼を恐ろしく深い闇に突き落とす出来事が──。それから3ヵ月経ったある夜、「覚えてる?俺のこと」と、彼の前に謎の男「KAI」が現れる。
仁が抱える“恐ろしいトラウマ“を容赦なくえぐり、さらにそれをラップで表現するよう挑発する、まるで黒い悪魔の使者のような男──。KAIはなぜ仁に執着するのか? 仁は自らの”闇”にどう立ち向かっていくのか? “この街・川崎“で深い傷を負った男たちが再生するための葛藤、戦い。そしてその向こう側にある真実の愛とは……。
4人組バンド「ゲスの極み乙女。」のドラマーとして活動しながら、Netflix映画『彼女』で水原希子と共に映画初主演したほか、ABEMAで配信された恋愛バラエティー『私たち結婚しました』では野村周平とのカップル役が話題を呼ぶなど、女優としても大活躍中のさとうほなみ。本作品では、年収4桁超えのやり手アートディレクターであり、主演・稲葉演じる桐谷仁の妻・仁美役で出演する。
ある日を境に様子がおかしくなった夫に違和感を抱いた仁美は、原因を探るため彼のスマートフォンを手に取ると、そこで衝撃的な検索履歴を目にしてしまう……。想像もしなかった夫の悩みに戸惑いながらも、真摯に向き合おうとする妻を熱く演じるさとうの姿は必見だ。
さとうは、「最初に脚本を読ませていただいた時は、脚本の力強さに心打たれました。人間がどうにか出来る部分と出来得ない部分。不可抗力の中でもがき苦しむ。熊坂監督のリアルさを追求する面から、そこが更に見えてきました。そこは苦しいながら、居心地の良い場所でありました」とコメント。さとうが、苦しみながらも役に向き合った様子が伝わってくる。
仁とラッパー・KAIの関係はもちろん、仁と仁美が見つけ出した夫婦の歩む道も、ぜひ劇場で見届けてほしい。
さらに、映画と世界観を同じとする電子コミック版「恋い焦れ歌え~R.I.P.~」3巻が、コミックシーモアにて先行配信スタート。1&2巻は高評価レビュー多数で大好評だ。今後も毎月1巻ずつ更新の全7巻を想定する。こちらも映画の公開に先駆けて、ぜひチェックしておきたい。
『恋い焦れ歌え』は、来年22年春に公開予定だ。
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