大量のネズミが襲ってくる「無限列車」は、60年代幻の大映映画『大群獣ネズラ』みたい!?
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感染症による異変にも何事もなかったように出発…感染無限列車
伝染病で凶暴化したネズミが大発生して人間に襲いかかるサバイバル・アクション映画『パンデミック・エクスプレス 感染無限列車』のDVDが来年22年1月7日に発売。その予告編が公開された。
公開された予告編は、ワクワクしならが機関車が牽引する大陸横断鉄道に乗り込む親子らの様子で始まる。
やがて、車外が「こっちだこっちだ!」と何やら騒々しくなると、視線の先には、後続の貨車からはだけ落ちる血みどろの腕が……。
それでも出発する大陸横断鉄道──。やがてあちこちから「チューチュー」と音がしたかと思えば、後ろの客車の乗客から謎の血祭りに上がる。
その原因がネズミを感染源とする「エルシニア感染症」だと突き止めた女性は、「噛まれると死んでしまう」と乗客の皆に警告する。
人々は治療薬を求めて彷徨うも、ネズミたちは“脱走”。やがて地響き&土埃を上げながらコチラへ迫ってくる!
予告編再生回数6万回越え! 「頑張れネズミさん」の声多数
本作品のキャッチには『新感染 ファイナル・エクスプレス』に続く〜とある。
しかしムビコレYouTube動画のコメント欄には、機関車版『新感染』という声よりもむしろ、襲う側のネズミを応援するものが多く、「ネズミさん、がんばって」「ミッキー大活躍」といった書き込みが並ぶ。
中には、ヒッチコックの『鳥』や東宝映画『ゴジラ』に対抗すべく大映が製作した本物のネズミを使い企画された60年代の特撮映画『大群獣ネズラ』を思い出したという書き込みも。実はこの『大群獣ネズラ』、撮影のためにネズミを大量飼育したため、大量のノミ、ダニが発生してお蔵入りになったという『パンデミック・エクスプレス 感染無限列車』さながらのいきさつがある。その製作の舞台裏は、今年1月16日に一般劇場公開された『ネズラ1964』で明かされている(https://www.nezura1964.com/about)。
『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』リン・ツェンハオ監督による21年製作の中国映画
本作品は、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』のリン・ツェンハオ監督によるパニック映画。
衛生署に勤めるスーが子どもたちを連れて北衛府駅発の列車に乗っていると、医学院で学んでいるはずの長女・リンリンに出くわす。スーはリンリンを問い詰めるが、父に反発するリンリンは全く取り合わない。その時、突如車内に大量の鼠が発生し人々に襲い掛かかる。なんとか前方の車両に逃げ込むが、スーの息子ユエションらネズミに噛まれると、エルシニア感染症という伝染病に感染する。ネズミも伝染病の影響で凶暴化、鼠によって防衛軍も壊滅した。スーは、その先にある小白河駅の病院に伝染病の特効薬があることを思い出すが──。
『パンデミック・エクスプレス 感染無限列車』DVD(3,800円・税別)は、来年22年1月7日に発売される。
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