スティーヴン・スピルバーグ監督が製作総指揮をつとめた感動作『リアル・スティール』の試写会イベントが11月24日にスペースFS汐留で開かれ、石井一久投手と木佐彩子夫妻が登壇。映画の見どころなどを語った。
同作は、生身の人間の代わりにロボットが死闘を繰り広げるロボット格闘技が人気を博すようになった時代を舞台に、負け犬生活を送る元ボクサーの父と、そんな父に心を閉ざす息子との親子愛を描いた作品。主人公を『X-メン』のヒュー・ジャックマンが演じている。
2人は小学生の息子と共に試写を鑑賞。木佐は「息子と初めて3人で見た(実写)映画がこの作品だったんです。息子は、劇中の男の子とちょうど同じ年くらいなんですけど、息子なりに映画を理解し感動していたので、いい思い出になりました」とコメント。石井も「(息子は)ロボットに感動すると思ってたんですけど、親子愛に感動していたみたいです」と、息子の成長に目を細めていた。
かつてロサンゼルスドジャースに在籍しアメリカで暮らしていた石井は「ロスに居た頃、近所のレストランでよく見かけた素敵なおじさん(スピルバーグ監督のこと)がこの映画を作ったかと思うと、すごいなぁって思いました」となつかしむ場面も。
また、「自分がメジャーリーグに行っていたときは息子は1、2歳だった。息子には日本に帰ってきて挑戦している姿しか見せていないので、努力したら夢がかなうということ、夢を実現させた姿を見せたい」と、父親としての熱い思いを口にしていた。
『リアル・スティール』は12月9日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開される。
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