ひょんなことから440年前の織田信長が生きていた戦国時代にタイムスリップしてしまった女子高生たちの姿を描いた『ギャルバサラ−戦国時代は圏外です−』。この映画が11月26日に公開初日を迎え、角川シネマ新宿で行われた舞台挨拶に、有村架純、竹富聖花、荒井萌、森廉、鈴木勝吾、相馬圭祐、浜尾京介と佐藤太監督が登壇した。
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『阪急電車』に次ぐ映画出演2作目で、本作が初主演となる有村は「タイムスリップする前と後の、(主人公の)あさみ自身の成長を丁寧に表現したかった」とコメント。役との共通点を聞かれると「共感できるところはたくさんあった。考え方や気持ちをわかってあげられる子だったので、やりやすかったです」と答えた。
同じく役との共通点について聞かれた竹富は「(演じた優という女の子は)意外と強気で、思い立ったらすぐ行動しちゃうところが近い」と回答。演じる上で気をつけたことについては「みなさんと掛け合いのシーンが多かったので、自分で(気をつけることを)考えたと言うよりは、キャストや監督、みんなで考えながら撮影に取り組みました」と話した。
ギャル度の高いヒロ子を演じた16歳の荒井は「自分もリアル学生で制服を着ているんですけど、ヒロ子の衣装(スカート)が短くて、ギャルってこんな感じなんだなって思った」と話し、役を通じて新発見があったかとの質問には「お化粧も濃かったりして、ギャルって大変だなって思いました」と答えていた。
また、頭脳派でタイムスリップに一番詳しい卓也役を演じた森は、実際にタイムスリップができるならどの時代に行きたいという質問に、突然「僕、痔なんで、トイレにウォッシュレットがある時代だったらどこでもいい」とカミングアウト。この発言には登壇者たちも面食らったようで、女子3人は大笑い。そうしたなか、森は「昔はヘラだったんですかね」と付け足し、さらなる笑いを巻き起こしていた。
一方、百姓の呉作を演じた相馬は「まさか、公開初日の舞台挨拶で、控え室でピクルスを山ほど食って、歯に挟まったまま、みなさまの前に出るとは思いませんでした」と挨拶し笑い誘った。その後しばらくして殺陣に関する質問をされると「ついさっき、やっとピクルスが取れたのでまともに喋れるようになりました」と話を蒸し返し、再び笑いを取っていた。
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