新作映画『とんび』で息子・アキラ役で出演する北村匠海が、角川文庫冬の大型フェア「カドフェスザ・ベスト2021」イメージキャラクターに決定した。
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北村匠海、読書は「日常の一部」
“大切な人と過ごす日常”をテーマに掲げる「カドフェスザ・ベスト2021」は、家族の絆を描く同作で父の愛情を一身に受け育ってゆくアキラを演じる北村が、同テーマに合致するとしてイメージキャラクターに抜擢。2021年ザ・ベストな本を集めたフェアを開催し、北村が部屋でくつろぎ読書する様子をイメージした、自然体で温かみのあるフェアメインビジュアルも解禁。11月25日より、全国書店でフェアがスタートする。
イメージキャラクターに起用された北村は、読書について「台本を読むことも多く、1年を通して活字を追っているので、自分の中でも日常の一部と化しています。本を読んで1人だけの脳みそにならない感覚、色んな人間の感性みたいなものをのぞけるので、特に俳優業をしていると様々なことに活きてくるんです。何より読むことが好きっていうのが一番大きいです。本を読んで変わった価値観も沢山あるので、読書はとても大切なものです」とコメント。
また、「カドフェスザ・ベスト2021」のテーマ、大切な人と過ごす日常について「大切な人や家族の存在を、当たり前のものだと思ってはいけないと最近感じています。大人になってみて、家族がいることが当たり前ってないなと思うし、だから子供の頃に言えなかったことを今になって話したりするタイミングは増えました」。そして自身が出演した映画原作「とんび」については「物語の中で長い年月を追うことで、人の人生というものが垣間見える小説です。すごくリアルですし、人生単位の人間性だったり、そこに伴う愛情だったり、ぶつかりだったたりが詰め込まれている作品です」とその魅力を語った。
『とんび』は2022年より劇場公開。
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