スティーヴン・スピルバーグと『フォレスト・ガンプ／一期一会』を監督したロバート・ゼメキスが製作総指揮をつとめた感動作『リアル・スティール』。この映画のジャパンプレミアが11月29日に六本木ヒルズアリーナで行われ、来日中のショーン・レヴィ監督とキャストのダコタ・ゴヨ、日本語吹き替え版声優をつとめた天海祐希が登場した。
・［動画］『リアル・スティール』ヒュー・ジャックマン インタビュー
・天海祐希が『リアル・スティール』ワールドプレミアに出席
同作は、ロボット格闘技が人気を博す架空の時代を背景に、負け犬の父と、そんな父に心を閉ざす息子が、旧式ロボット「ATOM」との出会いをきっかけに絆を深めていく様子を描き出す。父親をヒュー・ジャックマンが、息子をゴヨが演じている。
ゴヨは、スピルバーグが見出した天才子役。レッドカーペットではタキシード姿の天海と共にファンの声援に手を振り、マスコミの取材にも笑顔で応じていた。
特設ステージでは、日本語で「こんばんわ」と挨拶したゴヨ。「日本に来られて嬉しい。日本には大変な時期がありましたが、この映画も、夢を持ち努力を続けていれば必ず良い日が来るという映画です」と話していた。
天海とゴヨは、先月2日にロサンゼルスで行われたワールドプレミアで顔合わせ済み。ゴヨは「再会できて嬉しい」と喜び、天海の印象について「キレイ」と日本語で答えると、天海は「頑張ります！ ありがとうございます」と嬉しそうに話していた。
映画について天海は「男性が好む映画だと思うとやけどしますよ。女性が見ると、男性のことが分かると思います」とアピール。ゴヨも「ロボットの戦いもスゴイですが、ATOMが父と息子とをつなぎ止める役割をするので注目です」と見どころを語った。
また、プロモーションで各国を回ったというレヴィ監督は「『こんなに泣くとは思わなかった』とよく言われます。ぜひ見に行ってほしい」と語りかけていた。
『リアル・スティール』は12月9日より全国公開される。
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