トム・クルーズ主演の人気アクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』。その最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のプロモーションのためにトムらが来日し、12月1日に六本木ヒルズで行われたファン・ミーティング・セレモニーに登場した。
・[動画]『ミッション:インポッシブル』ファン・ミーティング・セレモニー
・『ミッション:インポッシブル』ファン・ミーティング、その他の写真
今回の来日は同作を世界にPRしていくワールドツアーの一環で、日本はその最初の地。トムのほかに、ヒロインに抜てきされたポーラ・パットン、メガホンを取ったブラッド・バード監督、プロデューサーのブライアン・バーグも来日し、わずか27時間という滞在時間のなかで、記者会見など様々なミッションをクリア。ファン・ミーティングはその最後のミッションとなった。
レッドカーペットが敷き詰められたセレモニーには、日本人ゲストとして石田純一、叶姉妹、冨永愛らも登場。そうしたなか、トムはサインや2ショット撮影に気軽に応じ、大勢のファンと2時間近くも触れ合っていた。
その後、ステージには、同作のメインテーマ曲をアレンジした布袋寅泰が登場し、同曲を披露。終了後に登壇したトムは布袋のギターテクに「アメイジング」を連発し、「ぜひ、まねしたい」と絶賛。トムと布袋は共に1962年生まれの同年齢であることもあり、すっかり意気投合し、ガッチリと握手を交わしていた。
本作のメガホンを取ったのは『アイアン・ジャイアント』や、アカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた『Mr.インクレディブル』のブラッド・バード。アニメ映画の実績は申し分ないが、実写の監督は本作が初体験となる。そのブラッドを起用した理由を聞かれたプロデューサーのブライアンは「ブラッドはビジュアルを重視していて、ほかに類を見ないような演出をする。今までは、たまたま監督作がアニメ映画だったというだけで、実写版でも十分通用すると思った」と回答。
そう言われたブラッド監督は「本作は『ミッション:インポッシブル』シリーズのなかでも最大の作品。いろいろな要素が組み込まれてて、クリスマスに最適の楽しい映画です」と自信を込めてアピール。
一方、ヒロインに大抜てきされたポーラは「自分にとっては素晴らしい経験。トムと共演できて多くのことを学べた。トムはスタントもすべて自分でこなし、すべて自分で作り上げていく人。その姿勢に心を打たれました」と喜びを口にした。
最後にトムは、寒空のなか訪れてくれたファンに感謝の意を述べ、震災から立ち直る日本に敬意を払うと、「今回、こうして日本に来られる名誉を改めて噛みしめています。日本には何回でも来たいと思っているし、その度に温かい歓迎を受け、毎回驚いています」と“日本愛”を語っていた。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほかにて全国拡大公開となる。
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