息子・貴大の登場に三浦友和もビックリ!/『RAILWAYS』初日舞台挨拶
富山地方鉄道を舞台に、第2の人生に直面した1組の夫婦の姿を綴った『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』。この映画が12月3日に公開となり、丸の内ピカデリーで行われた初日舞台挨拶に三浦友和、余貴美子、小池栄子、中尾明慶、吉行和子と、蔵方政俊監督、製作総指揮の阿部秀司が登壇した。
・[動画]『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』初日舞台挨拶
あと1ヵ月で定年退職となる富山鉄道の運転士を演じた三浦は「この映画は3月12日、大震災直後にクランクインしました。人間にとって何が大切だとか、幸せの価値観とか、いろいろと変わっていった時期だったのですが、そのときの思いが映画に反映され、みなさんの心に届いたと信じています」と挨拶。
三浦の妻を演じた余は、この映画で演じた役が自身と同じ55歳だったそうで、「55歳になれば老眼で物忘れもひどく、体も言うことを聞かなくなり、家に帰れば素敵だった夫がおならをプープーしている(笑)。そんな年齢の夫婦の物語なんですが、夫の最後の優しいひと言を信じて、また同じレールに乗って運命共同体となり終点までやって行きます。大きな事件は起きませんが、私もこの映画をきっかけに人と人との関わりを考えるようになりました」と話した。
三浦と余の娘役を演じた小池は「脚本をいただいた段階から涙が止まらなくて、こんなにいいお話に出られ、こんなに美しくて格好いい2人の娘役を演じられるということで、すぐに『出させて下さい』と言いました」と明かし、三浦から研修指導を受ける新人運転士・小田を演じた中尾は「みなさんがこの映画を見て、小田が良かったといろいろなところで言ってくれたら、『RAILWAYS』パート5くらいで、僕が主人公になれるんじゃないかと思っているので、よろしくお願いします」とアピール。客席を沸かせていた。
また、この日は登壇者にも内緒のサプライズゲストが登場。三浦友和の息子で、前作『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』に出演していた三浦貴大が姿を現すと、父・友和はかなり驚いた様子。舞台中央に父子が並んで立つと一斉にフラッシュがたかれ、互いに顔を見合わせながら2人は照れ笑いを浮かべていた。
その後、三浦貴大は「『RAILWAYS』1作目は僕のデビュー作だったので、本当に思い出深い作品」とコメント。一方、三浦友和は「もうちょっと違った形で(息子と)初共演したかった」と話し、観客を笑わせていた。
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