アンジー主演最新作、初の日本語吹き替え版で登場!「どうかみ砕いて伝えるか」
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『モンタナの目撃者』では『マッドマックス』『X-MEN』とはちょっと違うニコラス・ホルトに
9月に劇場公開されたアンジェリーナ・ジョリー(アンジー)主演『モンタナの目撃者』が、11月17日よりデジタルダウンロード販売とデジタルレンタル、12月22日よりブルーレイ&DVDのセル・レンタル開始となる。このたび、日本語吹き替えを担当した若手声優・鈴木崚汰のインタビューと、冒頭10分の本編映像が公開された。
本作品は、劇場公開時には字幕版のみだったが、デジタル配信、ブルーレイ、DVD には日本語吹替版を初収録する。
主人公のハンナ(アンジー)たちの”追跡者”となるパトリック役のニコラス・ホルトの吹替を担当した若手声優・鈴木は、本作品の魅力を次のように分析。
「やはり自然の脅威というか、森林火災などのシーンでの映像の迫力もさることながら、それだけではなく、ハンナとコナーという心に傷を負った2人が出会い、最初はわかり合えないながらも、徐々にわかり合い、困難に立ち向かっていくという人間ドラマの側面もある」
また、鈴木は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『X-MEN』シリーズなどで知られるニコラスの吹替を担当しているが、今回の役作りについて、「この映画で彼が演じるパトリックは、いわゆる強面で身体の大きな殺し屋という従来のイメージとはちょっと違っていて。若い役者さんではあるんですが、子分感を出しすぎないというか。わりと視野が広くて、冷静なところがある人物なので、そうしたことを踏まえて演じました」と工夫を語る。
パトリックは、エイダン・ギレン演じるジャックとともに行動し、主人公のハンナたちを追い詰める役柄となる。そこで今回は、ジャックの吹替を担当した上田燿司と共に収録することになった。
「収録自体はとてもスムーズだったと思います。始まる前には上田さんとロビーでお話をさせていただいて。仲が深まったところで『ミッションを成功させよう!』と言い合って気合を入れました。そういう感じでコンビの空気感を作れたかなと思います」と振り返る。
鈴木の声質は22歳という彼の実年齢を感じさせないほどにどっしりして落ち着いたトーンが印象的だ。
「僕と年齢やキャリアが近い役者・声優と比べて、そういった声の圧とか重さを出せるということに関しては、自分でも自負している部分ではあります。だからそういった役を任せていただけるのはありがたいです」という鈴木。
そんな彼にとって、日本語吹替版の魅力とは何だろうか?
「もちろん好みはあると思いますが、字幕版も吹替版もどっちも愛してほしいと思っています。もちろんわれわれ声優は、 実際の俳優さんが行う役作りをリスペクトしています。ですから、その役作りをわれわれがどう解釈し、かみ砕いて日本語でも伝わるように工夫するか、というのが吹替ならではの魅力だと思うので。両方を聞き比べてもらうと面白いんじゃないかと思います」
大自然の脅威から逃れるサバイバルアクション
本作品は、モンタナの大自然を舞台に、暗殺者からの追撃と森林火災から心に傷を負った少年を守るため奮闘する森林消防隊員の姿を描くサバイバルサスペンス。ある秘密を守ろうとして殺害された父親の遺志を継ぐ少年と共に、森林消防隊員として鍛え上げられた洞察力とサバイバル・スキルで困難を突破していく──先の読めない展開に、見る者は緊張と興奮に包まれる。
“スマート”で”最強”で”完璧”なアクションヒロイン像を封印する代わりに、プライベートでは母親として6人の子どもを育てるアンジーならではの“母性”が炸裂するアクションが見所。アンジーは「木を切り、火をおこす方法から教わった」と語り、森林消防隊員のハンナを演じることは大自然でのサバイバルの連続だったと語っている。
監督・脚本は、デビュー作『ウインド・リバー』(17年)で第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞を受賞したテイラー・シェリダン。
『モンタナの目撃者』は、11月17日よりデジタルダウンロード/レンタル、12月22日よりブルーレイ&DVDのセル/レンタルが開始される。
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