2006年に中国で生まれた超未熟児のパンダ。51gという体重から「ウーイー(中国語でウー=5、イー=1の意)」と名付けられたそのパンダの成長を収めた感動のドキュメンタリー映画『51(ウーイー)世界で一番小さく生まれたパンダ』のナレーションを、ハワイ出身の人気モデル・長谷川潤がつとめることを、配給元のスターサンズが明らかにした。
中国からパンダのランランとカンカンが贈られてから40年目を迎える2012年の2月11日に公開される本作。映画のナレーションをつとめるのは初めてという長谷川は、「ひたむきに生きようとする小さな命、そしてパンダの(親子の)絆の深さに心を動かされました」と感動を語った。
ナレーション収録はすでに行われていて、「このお仕事はものすごく大きなチャレンジでした。この映画が描いている世界をみなさんに少しでも伝えられたらと思い、一生懸命がんばりました」とコメント。
一方、塩浜雅之監督は、「(長谷川のもつ)ハワイという土壌から来る豊饒な雰囲気と独特な魅力は、パンダの悠久の世界観をうまくまとめてくれるのではという狙いがありました」とキャスティングの意図を説明。「結果は狙い以上。女性的な優しい視点をプラスした素敵な声で作品を包んでくれています」と満足そうに語った。
本作では、エステーの「消臭力」のテレビCMで人気となったポルトガル人の少年歌手ミゲルが主題歌「翼をください」を担当。タイトルの題字を、来年のNHK大河ドラマ『平清盛』の題字も手掛ける書道家・金澤翔子が担当しているのも話題のひとつだ。
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