2006年にロサンゼルスで初演されて以来、現在もブロードウェイで公演されている『ロック・オブ・エイジズ』。この人気ロックミュージカルを映画化した作品の日本公開が決定し、トム・クルーズ出演の場面写真も発表された。
先日、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のプロモーションのため来日した際に、ファン・ミーティング・セレモニーでゲスト出演した布袋に「ミュージカル作品でロックスターを演じたんだ」と明かしていたトム。今回写真が届いたのは、まさにその作品。
本作は、デフ・レパード、ボン・ジョヴィ、ジョーン・ジェット、ジャーニー、REOスピードワゴン、パット・ベネター、ポイズン、ホワイトスネイクなどの80年代のヒット・ナンバーに乗せて、ロックスターと女優を志す男女のロマンスを描いたミュージカル。日本でも今年の秋に上演され、西川貴教と島谷ひとみが主演をつとめた。
トムが演じたのは、80年代ロックのスーパースターであるステイシー・ジャックス役で、ミュージカル映画は初挑戦。過去作『トップガン』や『マグノリア』で歌声を披露した経験のあるトムだが、今回初めてボーカルトレーニングを実施し、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズの歌唱指導のもと、1日5時間、週5日のトレーニングを積んで撮影に挑んだ。
撮影現場を訪れたデフ・レパードのギタリストであるフィル・コリンは「すごいもんだと思ったよ。彼はそれまでボーカルレッスンも受けたこともなかったって言うんだから。完璧なロックスターだ!」と大絶賛。今回トムは劇中でデフ・レパードの「Pour Some Sugar on Me」のほか、ボン・ジョヴィの「Wanted Dead or Alive」、スコーピオンズの「Rock You Like a Hurricane」などを披露することになっている。
本作には、ほかにラッセル・ブランド、ポール・ジアマッティ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、マリン・アッカーマン、メアリー・J.ブライジなどが出演。主人公の男女は『バーレスク』のジュリアン・ハフと、映画初出演となるディエゴ・ボネータがつとめる。
『ロック・オブ・エイジズ』は、2012年6月1日に全米で公開、日本では同年9月に公開される。
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