ナチュラル眉=ボサボサ眉ではありません! 加えるべきひと手間は〇〇
【アジアンビューティー】元ヘアメイクの美容ライターが、気になる次世代トレンドスポット“アジア”のファッションリーダーを独断でピックアップ!メイクやファッションについて解説します。
今回注目したのは、スタイルもファッションセンスも抜群の韓国のモデル“アイリーン・キム”。2016年にはアメリカの「TIME」誌でファッション界のニューフェイスとして取り上げられたこともある、韓国きってのトップモデルです。
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“今っぽ”眉メイクといえば、パウダー使いをメインに輪郭を曖昧にしてふんわり太めに仕上げるのが暗黙のルール。平たく言うとナチュラルなわけですが、「整えすぎない」と「何もしない」は全く別のお話。トップ画像のアイリーンのメイク、おそらく眉は描いていませんが、実は大事なポイントだけはしっかり手を入れているのがお判りでしょうか?
それは、「毛流れを整える」ということ。どんな形の眉がトレンドになろうとも、この「毛流れを整える」というひと手間を加えるか加えないかで顔の印象は大きく変わってきます。眉頭をしっかり上にとかし上げるだけで鼻筋が通って顔が立体的に見えますし、眉尻に向かって毛流れをきちんと整えることで垢抜けた印象になります。色変をするならカラーの眉マスカラ、元の色を活かすなら透明マスカラを使うのが定番ですが、プロはアイブロウコームやスクリューブラシにヘアスプレーを吹き付けて使用することもあります。ヘアスプレーは色もクリアでマスカラよりもホールド力があってパリッとした質感に仕上がるので、なかなか良い仕事をしてくれます。ただしヘアスプレーは皮膚に付けるものではないので、使用する場合はくれぐれも地肌につかないようご注意ください。
最新のアバンギャルドなモードアイテム!? 正解は…
モノクロでモード感たっぷりのこちらの1枚、やはり目を引くのは左腕にはめたネット状のアイテム。アバンギャルドなアクセか何かと思いきや、なんと骨折した手首を固定するためのギプスのようです。「パリのファッションウィークの3日前に手首を骨折しちゃったの!」というコメントと共に投稿されたショットで、他にも違うファッションとギプスのコラボレーション(!?)ショットが複数投稿されています。アイリーンが身に着けると、まるでファッションアイテムに見えてしまうから不思議。コメント欄にも「何かのファッションアイテムかと思ったわ!」という投稿がチラホラ。アイテムは身に着ける人によって大きく印象が変わるという好例ですね。
umbro×ジェンダーレスメイクでキリリとクールに
韓国の雑誌「W KOREA」からのショット。全身をサッカー用品ブランド「umbro」でコーディネートし、中性的なヘアスタイルとメイクでクールにキメた1枚。この写真で注目したいのは、昨今関心や認知度が高まりつつある「ジェンダーレスメイク」。ここ数年、アジアでは性別関係なくメイクを楽しもう! というコンセプトのメイクブランドが登場して注目を集めています。韓国のLAKA(ラカ)、台湾のheme(ヒーミー)などは既に日本上陸も果たして話題になりました。ジェンダーレスメイクの特徴は、オレンジ系やブラウン系など肌なじみの良い色味をメインで使用する点。そして眉は直線的に、目元はキリっとした印象に仕上げます。まさに、このショットでアイリーンがしているメイクが良いお手本。さまざまな縛りがなくなることで、メイクもファッションさらに自由に楽しめる時代到来の予感。ワクワクしますね!
エッジの利いた着こなしを得意とするアイリーン。これまでさまざまな髪色にもトライしたことがあるようで、そんな変遷をいくつかセレクトした投稿なども見られます。彼女のクールなスタイルをさらにチェックしたい方は、インスタアカウントにGO! (文:羽野ハノン/ライター)
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