剛力彩芽またも号泣! 由紀さおりはアカペラで「故郷(ふるさと)」披露!
12月17日の浦安先行公開を経て、1月7日より全国公開となった映画『カルテット』。その初日舞台挨拶が丸の内ピカデリーで行われ、高杉真宙、剛力彩芽、鶴田真由、由紀さおり、三村順一監督、柳内光子エグゼクティブプロデューサーが登壇した。
・満員の客席に剛力彩芽が感極まって涙! 『カルテット!』舞台挨拶
・[動画]『カルテット!』予告編
本作は、震災の影響で市域の86%が液状化被害を受けた千葉県浦安市を舞台に、バラバラだった家族が音楽を通して再生していく様子を描いた感動作。
主演の高杉は「たくさんの方々が来てくれて、びっくりしています。緊張してうまく喋れないかもしれないけど頑張ります。『カルテット!』で一番大変だったのは、バイオリンでした。最初はバイオリンも弾いたことがないし、音譜も読めなくて、すごく頑張りました。音楽を楽しんでもらえたら嬉しいです」と挨拶。
高杉の姉役を演じた剛力は「(舞台挨拶の)直前に600人近くお客さんが来ていると聞いて、そんなに来てくれてるんだと思いました。改めてステージに立ったら……」と挨拶するも、感極まったのか、浦安での先行公開舞台挨拶に続いて号泣していた。
2人の母親役を演じた鶴田は「震災直後からの、しかも被災地での撮影でしたし、私たちは今、映画の撮影をしていて失礼じゃないかとそういう思いを抱えて撮影に入りました」と悩みがあったことを告白。「でも、やっぱりやってよかったと思いました。映画に何ができるんだろうと考えた時期でもありました。ただ、きっと公開するときには、日本が復興を目指して頑張っているに違いないと思っていたので、その通り、2012年のお正月映画として公開でき、よかったと思います」と続けた。
由紀は、本作で奏でられる音楽について「必死にみなさん、お稽古していました。その姿をみて、実際に楽器を扱う役者さんは大変だと思いました。高杉くんのバイオリンも、剛力さんのフルートも、鶴田さんのチェロも、細川さんのピアノも、よく頑張ったなと褒めてあげたいと思いました」と、その奮闘ぶりを讃えた。
その後、由紀がアカペラで「故郷(ふるさと)」を披露! 今、全米で人気の由紀による嬉しいサプライズに、観客も一緒になって歌っていた。
舞台挨拶終了後には囲み取材も行われ、初日を迎えた感想を聞かれた剛力は「撮影が終わったときにゴールしたと思ったけど、今日の初日を迎えて、ここが新たなスタートだと感じました。先行公開でも泣いちゃったけど、今日も泣いちゃいました(笑)」とコメント。
由紀は、観客が一緒になって「故郷」を歌ってくれたことについて「びっくりしました(笑)。ちょっと忘れられない舞台挨拶ですね」と語っていた。
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