藤原竜也、6年越しの夢叶い豊田監督作品に出演するも「壁にぶつかりました」と告白

2012.01.10

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『青い春』『空中庭園』などで知られる豊田利晃監督の最新作『I’M FLASH！』の情報が解禁。かねてから豊田監督作品への出演を熱望していた藤原竜也が主演をつとめることが発表され、松田龍平ら共演陣も明らかになった。

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本作での藤原の役どころは、新興宗教団体「ライフイズビューティフル」の若き三代目教祖、吉野ルイ。ミステリアスな美女・流美と出会ったその日に車で衝突事故を起こしてしまい、その事故をもみ消すため、ヤクザ崩れの3人のボディガード（松田龍平、永山絢斗、仲野茂）を雇い、彼らとともに南海の孤島へと避難する。

本作の出演にあたり藤原は「思い続けて6年、監督と何度も会って話し、昨年9月に撮影することができました。今この時代にオリジナル脚本で勝負できる喜びや、豊田組常連であり同世代の俳優としてぜひ共演をしてみたかった松田龍平くんと対峙できる喜びを噛みしめながら全身全霊で挑みました」とコメント。また、「今までの経験を根底から覆されるくらいの壁にもぶつかりました。きっと新しい藤原竜也が見られると思います」と明かした。

一方、共演の松田は「久しぶりの豊田組でしたが、楽しんで撮影が出来ました。藤原くんをはじめ、今回が初めての共演になるキャストの方も多かったので、より新鮮な気持ちがしました。アクションシーンも見応えのあるものになっていると思います」と話した。

豊田監督は藤原を主演に起用したことについて「竜也とはずっと映画を撮りたいと話してて、震災から1週間後ぐらいに呑んだときに、グダグダ言ってないで年内に一本、一緒に映画を作ろうと約束しました」と発言。

『ナイン・ソウルズ』以来、9年ぶりとなる松田の出演に関しては「ついこの前、一緒に仕事をしたような居心地の良さがありました。たぶん、僕と龍平との距離感が会ったときから今まで変わっていないのかもしれません。龍平は映画に向かう姿勢が以前よりもストイックになってきたと思いました」と振り返っていた。

全編沖縄で撮影された『I’M FLASH！』は2012年9月に公開予定。