GACKTのハリウッド初進出作品としても話題の『BUNRAKU ブンラク』。この映画が1月14日に公開初日を迎え、丸の内ピカデリーで行われた舞台挨拶にGACKTが登壇した。
・[動画]GACKT『BUNRAKU ブンラク』初日舞台挨拶
・GACKT『BUNRAKU ブンラク』初日舞台挨拶、その他の写真
この日は有楽町マリオンをジャックということで、丸の内ピカデリーの3スクリーンで順次舞台挨拶を行ったGACKT。マスコミ取材が入ったのは、丸の内ピカデリー1で行われたこの日最後の舞台挨拶で、GACKTは「今までの人生のなかで、できないと思ったことは1度もなかったが、この映画の撮影中に初めて『もしかしたら、途中でギブアップするかも知れない』と思った」と過酷な撮影を振り返った。だが、過酷だと思っていたのはGACKTだけではなかったようで、「その話をスタッフに伝えたら『みんな思ってる、これをハリウッド映画のスタイルだと思わないでくれ』と言われた」と明かしていた。
本作にはデミ・ムーア、ウディ・ハレルソン、ジョシュ・ハートネットといったハリウッドの有名スターも大勢出演。共演の感想についてGACKTは「ジョシュとは最初は距離があったが、一緒にトレーニングをするようになってから仲良くなった」とコメント。
そのジョシュは身長が195cmくらいあるそうで、「監督が簡単に『じゃあGACKT、ジョシュの顔を回し蹴りして』と言うんだけど(笑)、そんなに足が上がらないなと思いながらジョシュの耳元で『ちょっとだけ小さくなってくれない』と言った」と話し、笑いを誘っていた。
また、ジョシュに抱えられて地面に叩きつけられるシーンでは、気を失い救急車で運ばれたと肉体的にも過酷だった撮影秘話を披露。「30分後に戻ってきた僕を見て、ジョシュは泣きながら『良かった』と言っていた」と話した。
ほかにも「40度くらいの熱を出した」「歯を1本折られた」と過酷なエピソードは枚挙にいとまない。歯が折れた後は歯医者に行ったそうで、「とりあえず、どうしようもないからアロンアルファで留めておいてと言われ、アロンアルファで留めた。日本に帰ってきてから歯の治療をしたが、2か月間ずっとアロンアルファの歯でした(笑)」と語った。
また、演じてみたいキャラクターを問われ、「ヤンキー映画なんか面白いかな」と回答する場面も。客席が沸くなか、GACKTは「でも、これ真剣に考えていて、さすがに高校生役は無理かなとか、最近のヤンキー映画を見ると、高校生役をやっている人がみんな40歳近い人ばっかりだから、まだ行けるかなとか思う」とコメント。「そういうのも含めて、面白い作品にこれからどんどんトライしていこうと思っている」と語っていた。
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