『仮面ライダージオウ』で俳優デビューした奥野壮が映画初主演!
特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』の仮面ライダージオウ役でブレイクした奥野壮が、映画初主演を果たした『灰色の壁 ―大宮ノトーリアス―』が、2022年2月25日より全国公開されることが決定。出演の奥野に加え、紺野彩夏、陣内孝則、そして監督の安藤光造よりコメントが到着した。また、奥野演じる暴走族総長・吉田正樹のバイクに囲まれた決めポーズなど、場面写真8点が併せて解禁された。
・奥野壮映画初主演!『灰色の壁 ―大宮ノトーリアス―』場面写真、他7点はこちら!
平成初期の埼玉を舞台に暴走族の抗争から暴力団まで巻き込み、最後には少年刑務所へと収監された、ある男の実話を基にした暴力と義理人情、贖罪と挑戦を描いた物語。『今日から俺は!!』や『東京リベンジャーズ』など、不良物が再び人気となるなか、ささいな一言を切っ掛けにして転落の道を歩む主人公の姿は、観る者に衝撃を与え、ブームに一石を投じるものになっている。
暴力団の策略にはまり、少年刑務所に入る主人公の暴走族総長・吉田正樹役に、『仮面ライダージオウ』で俳優としてデビューし、映画『私がモテてどうすんだ』(20年)、『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』(21年)などに出演した奥野。正樹を信じて待ち続ける妻さゆり役に、『仮面ライダージオウ』で奥野との共演経験もあり、雑誌「non-no」の専属モデルとしても活躍する紺野彩夏。
少年刑務所の看守として厳しくも正樹を模範囚へと導く杉山役にテレビ・映画・舞台などで幅広く活躍する陣内。さらにスーパー戦隊シリーズ『百獣戦隊ガオレンジャー』で主演を務めた金子昇。湘南乃風のメンバーにして本名で俳優としても活動する新羅慎二など、多彩な俳優が集結。監督は映画プロデューサーでもあり、『のりおくんとまっきーにゃ。楽しい歌舞伎町』(16年)や『AntLion』(18年)などの監督作がある安藤光造が務めている。
出演にあたって奥野は「昨年、今年とコロナウイルスの影響で公開時期が何度も延期になってしまいましたが、こうして無事映画を公開することができることになって本当に嬉しいです。『たった一言』で自身やまわりの人生が大きく変わってしまった青年を描いた作品です。この映画を観た全ての方に何か伝わるものがあってくれたらと願っています」とコメント。
紺野は「はじめて母親役を演じたこと、そして8年間辛抱強く夫の帰りを待ち続ける、強いと言う一言では表しきれないくらいの心を持った女性を演じたこと、私自身にとってとても印象に残る作品になりました」と言い、「匿名で良いことも悪いことも書き込めるようになった今の時代。この映画を通して、自分の行動や世の中にある偏見と差別について、考え直すきっかけになる映画になったと思います。私が演じたさゆりのように、正樹が立ち直っていく姿を見守っていただけたらと思っています」と話す。
また、陣内は「ちょっとしたミスから取り返しのつかない地獄に落ちてしまう若者たち…。映画は20年以上前の実話を元にしていますが、現代を生きる若者こそリアルに抱く不安だと思います。本作ではそんな若者たちを厳しく指導する役をやらせていただいております。本作はエンタテイメントではありますが、我々のような大人の目線からご鑑賞いただくのも一興かと思っております」と語っている。
『灰色の壁 ―大宮ノトーリアス―』は2022年2月25日より全国公開。
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