スーパー戦隊シリーズ35作目と宇宙刑事シリーズ30周年を記念して製作された『海賊戦隊ゴーカイジヤーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』。この映画が1月21日に公開初日を迎え、新宿バルト9で行われた舞台挨拶に小澤亮太、山田裕貴、清水一希、市道真央、小池唯、池田純矢と、『宇宙刑事ギャバン』の大葉健二が登壇した。
・『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』初日舞台挨拶、その他の写真
『ゴーカイジヤー』と30年ぶりに復活した伝説のメタルヒーロー『ギャバン』競演の話題作とあって、客席には若い女性に子ども、さらに30年前にギャバンを見て育ったお父さんと一緒の親子連れも目立った。
撮影はテレビ版やショーの合間に行われたそうで、清水は「スタジアムのシーンはナイター撮影だったのですが、昼間のショーの後に朝まで撮影して、その日もショーに出たので過酷でしたが、ここに立つとその辛さが吹っ飛びました」と笑顔で語り、客席から大きな拍手を浴びていた。
途中から大先輩の大葉も加わり、撮影エピソードに熱が入る。大葉の年季の入った筋金入りのアクションを目の当たりにした山田は、「大場さんがいると現場の空気が違っていた。僕もいつかスタッフを動かせるような俳優になれたら」と、その存在感を絶賛。
池田も「僕のアクションを見ていた大場さんから、撮影後に『アクションを続けた方がいいよ、武器になるから』と言っていただけたのは一生の宝物」と述懐。ほかのメンバーたちも、特撮ファンの間では伝説的存在の大葉に強い刺激を受けた様子だった。
一方、アクションを褒められた大葉は「あれは撮り方がいいんですよ」と謙遜すると、「無色透明な若者たちで、足を引っ張っちゃいけないと思って頑張りました」と若い共演者たちにエールを送っていた。
この日は1月25日に24歳の誕生日を迎えるゴーカイレッド役の小澤を祝うため、大きなケーキが用意されていた。このサプライズに小澤はビックリした様子で、みんなが歌ってくれたバースデーソングに胸を詰まらせていた。
大葉からは「24歳、新しい世界が待っているよ。派手に行っておいで」と背中を押されると、小澤は「24歳も突っ走って、飛躍して行きたいと思います」とファンの前で力強く宣言。キャストのチームワークの良さや仲の良さが伝わってくる舞台挨拶となった。
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