ディズニーの長編アニメーション60作目となるオリジナル・ミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』が、11月26日より公開。ムビコレでは、バイロン・ハワード監督、ジャレド・ブッシュ監督、チャリーズ・カストロ・スミス共同監督のインタビューを掲載中だ。
・『ミラベルと魔法だらけの家』バイロン・ハワード監督、ジャレド・ブッシュ監督、チャリーズ・カストロ・スミス共同監督インタビュー
「家族の大変さ、家族の難しさを伝える映画は少ない」
舞台は、南米コロンビアの山奥、“エンカント”と呼ばれる魔法の力に包まれた不思議な家。家長のお祖母ちゃんをはじめ、この家で生まれたマドリガル家の大家族は、みなそれぞれ5歳になると、家から“魔法のギフト(才能)”と呼ばれる特別な力が授けられる。ただ1人、少女ミラベルを除いては……。2人の姉もいとこたちも、みんな1人1人違ったユニークな魔法を使えるのに、ミラベルだけは何の魔法も使えない。「なぜ私だけ魔法が使えないの?」と思い悩むミラベルはある日、家の中に大きな“亀裂”があることに気づく。その“亀裂”は、世界から魔法の力が失われていく前兆だった! なぜ、ミラベルだけが魔法のギフトを授けられなかったのか? そして魔法だらけの家に隠された、驚くべき秘密とは?
アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『ズートピア』(16年)以来の再タッグとなる2人の監督バイロン・ハワードとジャレド・ブッシュ、そして共同監督のチャリーズ・カストロ・スミス。本作には、ほかにも『モアナと伝説の海』(16年)の音楽家を筆頭に、ディズニー史上最強の豪華スタッフが集結している。
みんなが共感できる話にするために、”家族”をコンセプトに映画作りを始めたと語るハワード監督。「家族の素晴らしさを描いた映画はたくさんあるけど、家族の大変さ、家族の難さを伝える映画は少ないことに気づいたんだ。自分が家族に忘れられていると感じることもある。家族のことを愛しているのにそれを伝えるのが難しいこともある。僕らは家族のことをもっと正直に語りたいと思った。家族の素敵な複雑さについて語りたかった。そこから大家族の話にしたのさ。これならみんなが共感できると思ったんだ」。
ハワード監督は、今までも数多く語られてきた”家族”というテーマを、これまでとは少し違う切り口で作品に落とし込んだことを教えてくれた。さらに、主人公に欠点があったり、眼鏡をかけているところも、これまでのディズニープリンセスとは違ったキャラクター像になっていると監督たちは語る。
ディズニー・アニメーションの歴史で60作目となる本作。作品に参加することについて、スミス監督は「このスタジオは100年近く続いてきたの。送り出す作品は進化を続けていて、私たちはそれをずっと見てきた。ディズニーの作品は世界中の人々に夢を与えてきたの。その一部に自分が参加できたなんて感動する。しかも60作目よ。すごいことだわ」。
さらに、ハワード監督は、「この会社はすごく昔に生まれて、素晴らしい物語をたくさん作ってきた。今もそれは続いてる。60作目に関われたことは光栄だ。とても嬉しく感じてる」と、それぞれ記念すべき作品に携われた喜びを語ってくれた。
インタビューでは、ほかにも本作のキャラクター作りや、ディズニーのアニメーション・ミュージカルに欠かせない音楽についても詳しく語っている。インタビュー全文はこちらから。
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