2010年6月に単行本化され、21万部以上の売上げをほこる東野圭吾によるベストセラー小説「プラチナデータ」。この作品が実写映画化されることが発表され、嵐の二宮和也と、豊川悦司が出演することが明らかになった。
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大手映画会社やテレビ局、制作会社など20社以上から映像化のオファーが殺到したという原作は、10年近く前から東野が映画化を構想して取り組んだ作品。天才科学者の逃亡を描きながら「DNA=人の心の謎」に鋭く迫ったミステリーで、二宮と豊川はこの作品が初共演となる。
二宮が演じる役どころは、天才科学者で、後に逃亡者となる特殊捜査機関の研究員・神楽龍平。逃亡者という役どころは初めてだが、大ヒットドラマ『流星の絆』以来2作目の東野圭吾作品ということもあり、クランクイン前から国内外の警察関連資料や最先端のDNA研究、ヒトゲノム研究のレポートを読み込むなど、気合は十分。
一方、豊川が演じるのは、主人公を執拗なまでに追跡する執念の刑事・浅間玲司。『犯人に告ぐ』で演じた巻島という刑事役に強い愛着を感じ、それ以来約5年、十数もの刑事役のオファーを断り続けてきた豊川が、監督、脚本、そして二宮との共演という本企画に刺激を受け、再び刑事役に挑むこととなった。
二宮は豊川との初共演について「凄く嬉しいです。豊川さんの胸を借りて、そして豊川さんについていけるように今から準備を始めていきます」とコメント。一方、豊川は二宮について「若手俳優の中でも一際個性の強い、素晴らしい俳優さんだと思っていました」と印象を語り、初共演については「大変嬉しく思います。彼からたくさんの事を学びたいと思います」と話した。
2月のクランクインを控え、二宮は「そう遠くはない未来なんじゃないかと思わせる原作の凄さ……その作品に参加できて光栄です。作品の魅力を余すところなく皆様にお届け出来るよう、頑張って参ります」とコメントしている。
『プラチナデータ』は、2012年夏に完成予定、公開は2013年を予定している。
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