世界中で人気の三浦建太郎による同名コミックのアニメーション『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』。2月4日に公開したこの映画の大ヒット記念舞台挨拶が2月11日にシネマサンシャイン池袋で行われ、声優をつとめた岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、寿美菜子、豊崎愛生、三宅健太と、窪岡俊之監督が登壇した。
・『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』舞台挨拶、その他の写真
総勢7名のキャストらが登壇すると満席の会場からは大きな歓声が。主人公ガッツ役で声優初挑戦の岩永は、本作を見た感想について「原作を超えるものができたなと。圧倒されました」と自信をのぞかせると、司会から「舞台挨拶する度に思いますが、本当にガッツに似てますよね」と言われ、照れ笑い。
櫻井も「本当似てますよね。ベルセルク感が半端ない(笑)」と言うと、豊崎も「本当にそっくり」と述べ、監督は「声を聞いたときから素でガッツだと思ってた」と絶賛した。
豊崎はさらにゾッド役の三宅にも「ゾッドそっくり」とニッコリすると、三宅はメガネを取り「似てるでしょ」と言って、観客は爆笑。三宅はさらに「僕がオファーをいただく役はだいたい人ではないものが多くて……」と自虐的に話し、さらに観客を笑わせていた。
行成は「原作も読んでいたが10代の女の子が戦場にいるということはどういうことなのか、まるで想像がつかなかった。キャラクターに対する先入観を捨てて一生懸命演じました」とアフレコ時の様子を振り返り、裏表のあるキャラクター・グリフィスを演じた櫻井は、司会から「やっぱり作り込むんですか?」と問われると、「素ですね。素グリフィスです(笑)」とジョークを飛ばし、観客の笑いを誘った。
少年兵の声を担当した寿は「男っぽく、というディレクションに初めは戸惑いもあったが、『寿さんらしく』と言っていただき、いろいろなことを取っ払うことができた」と振り返ると、監督から「男性の声優さんだとああはいかない。すごいイメージにぴったりだと思いました」と太鼓判。
豊崎は「この壮大な世界観をどうやって作っていくのだろうとワクワクしていましたが、いざアフレコに入ると激しい声が飛び交っていて、私はそのなかでみなさんの癒しになれたら、と楽しく演じました」とコメント。最後に監督は「原作を知らない人でも十分に楽しめる作品。パート2、3もさらに見どころが満載です」と自信たっぷりに締め括った。
2月4日に全国公開した『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』。6月23日には第2部、冬には第3部の公開が控えている。
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