現代アメリカ演劇界を代表する劇作家デヴィッド・マメットの不朽の名作「ライフ・イン・ザ・シアター」が、全国6都市にて上演することが決定した。
・松山ケンイチ、『デスノート』共演の藤原竜也の凄さは「老けないことですね。単純に凄い」
「ライフ・イン・ザ・シアター」日本16年ぶり、3度目の上演
本作は、舞台上や楽屋裏、出番直前の舞台袖や衣裳部屋など、劇場の中の様々な場所で繰り広げられる、2人の俳優たちの会話や日常を切り抜き、90分で描くオムニバス風ヒューマンドラマ。1977年、シカゴでの初演以降、ブロードウェイはじめ世界各地で上演され続け、数々の名優によって演じられてきた。日本では16年ぶり、3度目の上演となる。
劇団の看板俳優であるベテランのロバートは、最近劇団に入ったばかりのジョンに、今日もさまざまなアドバイスをしている。舞台とは何か、役者とは何か、演じるとは何か…。その熱弁を、ジョンは熱心に耳を傾けていた。月日が流れ、初々しかったジョンも徐々に芝居が評価され、大きな役に抜擢されるなど順調にキャリアを築き始める。それとは対照的に、集中力や記憶力の低下など、ロバートは逃れられない老いに不安を感じ始め…、というストーリーが展開される。
今作でロバートを務めるのは、現在放送中のテレビ朝日『ドクターX』の最新シリーズに第1シリーズよりレギュラー出演し、その確かな演技力でコミカルな役からかシリアスな役まで演じ分け、必要不可欠な存在として活躍し続ける勝村政信。勝村は、年配で演技力のあるベテラン俳優を演じる。
また、勝村演じるロバートを慕い、日々役者として様々なアドバイスを受ける若手俳優ジョンを演じるのは、ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』にレギュラー出演するなど、着実に急成長を遂げている若手注目株の高杉真宙。
時に切なく、時にクスッと笑える、月日の流れと共に変わりゆく「世代もキャリアも違う2人の俳優」の心情を描く。演出を務めるのは、俳優で演出家の千葉哲也。演劇企画集団「THE・ガジラ」に旗揚げから参加し、演出家としては「いま、ここにある武器」「青」(16年)で読売演劇大賞 優秀演出家賞を受賞するなど高い評価を得ている。自身も俳優である千葉が、何気ない「俳優の生きざま」をどのように描くか、注目だ。
「ライフ・イン・ザ・シアター」は2022年3月3日~3月13日に東京・新国立劇場・小劇場で上演。他、大阪、広島、福岡、札幌、金沢にて上演。
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