ウルトラマンシリーズ最新作『ウルトラマンサーガ』の完成披露試写会が2月20日に新宿ピカデリーで開催され、キャストのDAIGO、杉浦太陽、つるの剛士、AKB48から秋元才加、宮澤佐江、佐藤すみれ、梅田彩佳、増田有華、小林香菜、島田晴香と、おかひでき監督が舞台挨拶を行った。
特撮作品初挑戦で主演に抜擢されたDAIGOは「ウルトラびっくり! 光栄です」と喜びのコメント。「小さいころから見ていたウルトラマンになれるということで興奮しています」と語った。
一方、久しぶりのウルトラマンシリーズ登場となったのが、杉浦とつるの。杉浦は「ウルトラマンコスモスに10年ぶりに変身しました。ウルトラマンは僕の誇りです!」と嬉しそうに話すと、つるのは「ウルトラマンダイナのラストから15年ぶりに地球に戻ってきました! 『ウルトラマン』は日本語で『超人』ですから(笑)、ぜひ人間力を感じ取ってください」とアピールした。
今回はシリーズ史上初の“地球防衛隊員が全員女性”という設定でAKB48のメンバーが防衛隊「チームU」の隊員役を演じている。リーダー役をつとめた秋元は「キャプテン顔のイメージが定着しているのですが、実はそんなにしっかりしていません」と照れながら、目の前のウルトラマンたちには「胸筋がすごい!」と興奮していた。
この日はさらに特別ゲストとして、AKB48の研究生で結成された「ウルトラマンサーガ応援隊」のメンバー5名(加藤玲奈、岩田華怜、大森美優、高橋朱里、田野優花)が登場。加藤が代表して「先輩たちチームUががんばっている姿から、勇気と感動をもらうことができました。これから私たちも負けずに活躍できるようがんばります」と初々しく挨拶した。
その後の囲み取材では、子どもを持つ杉浦とつるのに「当時はお子さんがいなかったと思いますが、お子さんには(ウルトラマンであることを)どのように伝えていますか?」との質問が。つるのは「自分からは言わず、子どもたちが幼稚園や小学校の友だちに『お父さん、ウルトラマンなんでしょ?』と言われるまで待とうと思っていました。でも我慢できずに、隊員服を着て言っちゃいましたね(笑)」と茶目っ気たっぷりに回答。
一方、杉浦は「幼いときから言っていて、仕事に行くときは『怪獣を倒しに行ってくるね』と言って出かけました。だから娘は今もそう思っているはず。今回の映画で初めて、その姿を見せられるのでよかったです」と語った。
続いて、秋元は「国民的アイドルとして、国民的な作品に出演することにプレッシャーはあった?」と聞かれると、「アイドル映画にならないよう、1人ひとり役を演じきったつもりです。監督も『役が生きていたね』と言ってくれました」と答え、続けて「私たちの出演により、ウルトラマンを知らない世代や女性の方にも見ていただければ本当にうれしいです!」と話していた。
『ウルトラマンサーガ』は2012年3月24日より全国松竹系にて公開される。
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