出馬すれば現職知事に8ポイント優勢との調査も
2022年に行われるテキサス州知事選への出馬が噂されていたマシュー・マコノヒーが、不出馬を表明した。
アカデミー賞主演俳優男優賞を受賞して以来、本業の俳優活動に加えて、出身地で現在も暮らすテキサス州でチャリティ活動にも熱心に取り組んできたマコノヒーは近年、政界進出にも興味を示し、昨年頃から2022年のテキサス州知事選挙への出馬にも意欲を見せていた。
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世論調査では現知事のグレッグ・アボット氏を上回る支持率を示したこともあるが、マコノヒーは28日(現地時間)、自身のインスタグラムに約3分間の動画をアップ、今回の州知事選には出馬しないことを発表した。
マコノヒーは「この2年間、この人生でどうすれば自分が最も役に立つのかを考えてきました」と話し始め、「テキサス州知事への出馬を検討していた」期間中、数々の問題を理解して自分がどのように奉仕できるか判断するため、「(州民の話に)耳を傾け、学び、テキサス州の政治とアメリカの政治について研究してきました」と述べ、「多くを学びました」と言う。
「テキサス州ウバルデという小さな町に生まれた素朴な子どもだった私は、自分がいつの日か自分が政治的指導者として考慮されるようになるとは思いもしませんでした。恐れ多く、刺激的で、熟考させられる道です。それはまた、私が今回は進まないことを選んでいる道でもあります」とマコノヒーは語った。
テキサス州の地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」の世論調査でマコノヒーは、共和党の現職グレッグ・アボット氏に8ポイントの差をつけ、民主党のベト・オルーク候補にも勝っているという結果が出ていた。7月にテキサス大学タイラー校が実施した調査でも、テキサス州民の44%がマコノヒーに投票するという結果が出てきた。
マコノヒーは今後も、地元で政治活動ではない形で人々のために尽くしたいという。
「私がリーダーだと信じる起業家や企業、財団、人々が人生で成功するための道筋を作っていると思う事業所、奉仕の使命を持ち、信頼と繁栄を築くための組織を支援し続けていく。それこそがアメリカンドリームなのです」と語った。
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