J:COMが映画の製作・配給を手がけるアスミック・エースを子会社化

アスミック・エース エンタテインメント公式サイト
アスミック・エース エンタテインメント公式サイト

ケーブルテレビ国内最大手のジュピターテレコム(J:COM)は3月8日、映画の配給・製作を手がけるアスミック・エース エンタテインメント(アスミック・エース)の株式を取得し、連結子会社化すると発表した。

現在、アスミック・エースの株式は96.6%を住友商事が所有しているが、今回の取得に先立ち住友商事は少数株主から株式を取得し、最大100%子会社化する予定だ。

アスミック・エースは『大奥』『武士の家計簿』『トランスポーター』『サヨナライツカ』などの作品で知られるほか、コンテンツの2次利用という形でDVDなどの映像パッケージの販売、テレビ局や配信事業者、海外への番組販売も手がけている。企画・製作から配給、販売までを一気通貫で行えることが強みだ。

その子会社化によりJ:COMは、自主番組製作能力の強化や、コンテンツ独占配信権の確保など、独自コンテンツを軸に既存のビジネス領域を拡大していく “独自コンテンツ開発”戦略を推し進め、アスミック・エースの映画配給事業やコンテンツ製作などをバックアップしながら事業領域を広げ、既存のチャンネル事業およびケーブルテレビ事業とのシナジーを積極的に追求するという。

すでに株式譲渡契約は締結しており、3月30日をもって子会社化を完了する予定だ。

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