中澤裕子、つんく♂から「そろそろお嫁さんに行かないと」とプレッシャーかけられる

2012.03.14

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ホワイトデーを翌日に控え男性陣から女性陣へプレゼントが手渡された。左から山崎裕太、吉澤ひとみ、菊田大輔、石川梨華

江戸幕府13代将軍・徳川家定の正室である篤姫が現代へタイムスリップ。銀座の高級クラブでホステスに転身し、ナンバー1を目指して奮闘する姿を描いた『篤姫ナンバー１』。この映画の完成披露試写会が3月13日にスペースFS汐留で行われ、キャストの石川梨華、菊田大輔、中澤裕子、山崎裕太、とっきー、吉澤ひとみ、ダンディ坂野、小中和哉監督、プロデューサーのつんく♂が舞台挨拶に登壇した。

・『篤姫ナンバー１』完成披露舞台挨拶、その他の写真

本作のエグゼクティブプロデューサーをつとめたつんく♂は、づんく役として出演もしているが、その経緯について「監督から『ちょっと出てください』と言われまして」と出演依頼があったことを明かし、「予告編に僕が死にそうになる場面が出てくるんですけど、それを見て誰かが2ちゃんねるに『つんく氏死去』って書き込んだみたいで、その情報をツイッターで見て『え！俺死んだん!?』と驚きました」と話した。

篤姫役をつとめた石川は「『お主』とか、現代と言葉遣いが違うので、撮影期間中は普段から『うむ』とか使うようにしてました」と役作りの苦労を明かすと、山崎が「（待ち時間中に）UNOをやっているときも『UNO？』って聞いたら『うむ！』って言ってたもんね」とエピソードを明かし、笑いを誘っていた。

また、石川はラブストーリーも含む本作について「ドギマギする恋心な役どころでしたが、ラブストーリーに出演した経験があまり無いので、実際の私もドギマギしていました。照れくさかったですね」とコメント。その恋の相手役である大企業の若き御曹司役を演じた菊田は、石川について「ほんわかした雰囲気の印象を持っていましたが、篤姫を演じているときは力強くて、ガツンと来るものがありました」と共演の感想を述べていた。

クラブで篤姫とバトルするナンバー1のホステスを演じた吉澤は「女の役が基本的に来なくて、どちらかと言うとボーイッシュなキャラの私の新鮮な姿がご覧いただけると思います」と役どころについて話すと、「ナンバー1を争ったりと、女同士の戦いがありますが、そういうのはモーニング娘。時代に体験しているので、なつかしいなぁと思いました」と冗談交じりにコメント。これには同じく元モーニング娘。のメンバー・中澤も「ははは」と大笑いしていた。

その後の囲み取材では、つんく♂が石川を主役に抜擢した理由について「石川の芝居って、目に残るというか耳に残るというか。僕は歌もそうなんですけど、“超うまい＝楽しい・面白い”って思わないんですよ。石川はすごく印象に残るし、主役らしい主役になれるんですよね」とベタ褒め。

さらに、この日発表のあった小栗旬＆山田優の結婚に掛け「この映画から熱愛が生まれたりは？」という質問が飛ぶと、つんく♂は中澤に対し「そろそろお嫁さんに行かなければいけないですよ、あなたは。後ろがつかえてるんだから」とプレッシャー。これに対し、中澤は「そんなこと言ってどんどん先越してますから」と、後輩たちの相次ぐ結婚に嘆くと、つんく♂が「誰かもらってあげて〜」と叫ぶ一幕も。中澤は「つんくさんが心配してくれるうちに」と結婚への意欲を示していた。

『篤姫ナンバー１』は4月7日より新宿ミラノ3ほかにて全国公開される。