昨年10月1日に全国12館で公開されるやツイッターなどで口コミが広がり、昨年の流行語大賞の候補にもなるなど社会現象化。これまでに100館以上で上映され、3月13日現在、観客動員12万9088人、興収1億6075万円の大ヒットを記録している『エンディングノート』の砂田麻美監督が、芸術分野で優れた業績を挙げた人に文化庁から贈られる「芸術選奨文部科学大臣新人賞」に選ばれたことがわかった。
同作は砂田監督の父親で、熱血営業マンとして高度経済成長期を駆け抜けたサラリーマンの砂田知昭が、40年以上勤め上げた会社を67歳で退職。第二の人生を歩み始めた矢先にガンを宣告され、残された家族と自らの人生を総括するために“エンディングノート”を記していく姿を追ったドキュメンタリー映画。
同作並びに砂田監督は、これまでに第36回報知映画賞新人賞、第28回山路ふみ子文化賞、第33回ヨコハマ映画祭をはじめ、数々の賞に輝いている。
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