陣内孝則、田中麗奈との濃厚なラブシーンが一切カットされて残念!?
瀬戸内海に面する大分県臼杵市を舞台に、お茶の有機栽培を営む人々の姿を爽やかに描いた『種まく旅人〜みのりの茶〜』。この映画が3月17日に公開となり、有楽町スバル座で行われた初日舞台挨拶に陣内孝則、田中麗奈、吉沢悠、塩屋俊監督が登壇した。
この日はあいにくにも冬が戻ったかのような寒い雨が降るなか、大人を中心とした満員の観客を前に舞台挨拶がスタート。
農林水産省の官僚ながらも、全国各地の農家で作業を手伝い、酒を酌み交わしながら農家の本音を聞いて回っている主人公を演じた陣内は「トレンディ俳優としてやってきて、死語になって16年経ってやっと主演を得た。監督はシリーズ化したいとのことなので、私の収入も安定します」と話し会場を沸かせると、「田中麗奈さんとの濃厚なラブシーンが一切カットされたことが残念です」とジョークを飛ばし、さらなる笑いを誘っていた。
東京でデザイナーの仕事をリストラされ、臼杵市に住む祖父を訪ねてきたものの、祖父が倒れ、代わりに畑仕事をすることになったヒロインを演じた田中は「一昨年の冬に1ヵ月半くらいの撮影でしたが、大分の方に手伝っていただきながら撮影できました。やっとこうして初日を迎えて嬉しくもあり、寂しい気持ちもあり、です」と初日を迎えた複雑な心境を吐露。
続けて「私の演じたみのりと吉沢さんの演じた木村さんとはこの先どうなるかが、気になりますね。(続編があれば)結婚してほしいなぁと。2人ともバリバリ働いていて、みのりはその土地でみんなのために洋服を作ったりしているんじゃないでしょうか」と続編に含みを持たせていた。
また、吉沢は「塩屋監督と出会って、大分にすごく思い入れがあって、エキストラの方や出ていなくても多くの方が関わってくださった。大分の映画だからという思いがこの映画の温もりになったと思います。陣内さんにもたくさんのことを学んで勉強になりました」と話していた。
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