超不良・太賀誠と正真正銘のお嬢様・早乙女愛の純愛を描き、1970年代に一世を風靡した同名コミックを30年余りの歳月を経て再映画化した『愛と誠』。この作品の完成報告会見が3月19日に帝国ホテルで行われ、誠を演じた妻夫木聡と愛を演じた武井咲、三池崇史監督が登壇した。
妻夫木は「こんなにいっぱい来てもらえるとは思っていなかったので、すごく嬉しいんですけど、31歳にもなって高校生役をやって、本当にすみませんでした」と挨拶。続けて「予告編を見てもらうと、この映画がどういう映画なのかが、よりわからなくなったと思うんですけど」と話し、のっけからぶっちゃけモード全開!
さらに妻夫木は脚本を読んだ感想について「なかなかふざけた映画だなと思いました」とコメント。完成作については「よくわかんないですよね(笑)。純愛エンタメって言っているけど、全然純愛じゃない」と本音トークで報道陣を笑わせ、次いでコメントを求められた武井も「私もわからなかったです」と話し、会場を沸かせていた。
今回の『愛と誠』はミュージカル仕立てになっていて、突然、西城秀樹の「激しい恋」を妻夫木が歌ったり、「あの素晴らしい愛をもう一度」を武井が歌うのも特徴。そのことに関して妻夫木は「ミスチルとかが使っているようなレコーディングスタジオに行って、緊張しながら歌うんですけど、歌ってメチャクチャ難しいんですよ! よっぽど歌手の人って歌がうまいんだなっていうのを実感しました(笑)」と感想を述べ、「カラオケのノリでやっちゃダメですね、ホントに」と反省しきりだった。
その後、壇上には、誠と愛の純愛を測るための“『愛と誠』運命の恋判断センサー”が登場。これは、2人が同時にボタンを押し、見事、点灯したら純愛が証明されるというシロモノで、意気込みを聞かれた妻夫木は「これで点かなかったら公開できないのかな」と笑顔で回答。
だが、司会の合図で2人はボタンを押すも、なかなか点灯せず。ようやく“愛と誠”の文字がピンク色に浮かび上がると妻夫木は「点いた!」と安堵の表情を浮かべつつ、「こんなもの作る予算があったら現場に回してくれよ(笑)」と訴える場面も。
また、最後にメッセージを求められた妻夫木は「これから(この映画の宣伝を)どうやって行こうか、もう1回、宣伝会議を開こうかなと思いました。見切り発車で会見とかやっちゃってすみません」と謝り、「最後には新婚さんいらっしゃいみたいなことになっちゃった」とぼやいて、報道陣を大笑いさせていた。
『愛と誠』は6月16日より新宿バルト9ほかにて全国公開となる。
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