1997年より毎年公開され、ゴールデンウィーク映画として親しまれている劇場版『名探偵コナン』シリーズ。その最新作『名探偵コナン 11人目のストライカー』のアフレコに、キングカズこと三浦知良選手が挑戦した。
・遠藤、今野、中村、楢崎に続いてキングカズが『名探偵コナン』で声優デビュー!
本作は、Jリーグを舞台に主人公・江戸川コナンが難事件に挑む本格ミステリー。記念すべき20シーズン目がスタートしたばかりのJリーグが全面協力し、日本代表の遠藤保仁、今野泰幸、中村憲剛、楢崎正剛選手らが本人役で声優をつとめることでも話題となっている。
三浦選手の出演シーンは、コナンとのやりとりがメイン。そのため、今回のアフレコはコナン役の声優・高山みなみとともに行われた。三浦選手は「練習はほとんどしていません。ぶっつけ本番です」と人生初のアフレコに臨んだが、コナンと出会う一言目のセリフからタイミングはバッチリ。高山からは「さすがキング!」という褒め言葉も飛び出した。
作品のキーポイントとなる長ゼリフでは音響監督から指導を受ける場面もあったが、アドバイスをすぐに反映する柔軟さにはスタッフも驚いた様子。また、コナンと三浦選手がパス回しをするシーンでは、アフレコで難しいとされる「ボールを蹴る」「走る」などの動きのある場面での声の演技も見事こなした。
コナンの大ファンだという三浦選手の2人の息子も応援に駆けつけた今回のアフレコ。息子たちの熱いエールを受けた三浦選手は、予定よりも30分ほど早くアフレコを終了し、「無事終わったので、100点満点をつけたいです」とホッとした様子。
さらに「普段から使う『ゴラッソ!』(ポルトガル語で『素晴らしいゴール!』という意味)というセリフもあったので、自分らしさも出ているのではないかなと思います。本人役で声優に挑戦したことは僕自身、記念にもなりますし、息子たちも『名探偵コナン』が大好きなので良かったと思います」と感想を述べ、「この映画をきっかけにJリーグファンも増えてくれると嬉しいです」と話していた。
『名探偵コナン 11人目のストライカー』は4月14日より全国東宝系にて公開となる。
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