メリル・ストリープの愛娘、トム・ハンクス監督に抜てきされ堂々の演技！

2012.03.21

『幸せの教室』に出演するメリル・ストリープの愛娘グレース・ガマー
(C) 2011 Vendome International, LLC. All Rights Reserved.

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『幸せの教室』
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本年度アカデミー賞で主演女優賞を受賞。助演女優賞に輝いた『クレイマー、クレイマー』、主演女優賞に輝いた『ソフィーの選択』に続き、3度目のオスカー獲得となった名女優メリル・ストリープ。彼女の次女であるグレース・ガマーがトム・ハンクスに抜擢され、『幸せの教室』に出演していることがわかった。

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『幸せの教室』はハンクスが製作・監督・主演をつとめ、ハンクス同様、アカデミー賞に輝くジュリア・ロバーツと共演している話題作。大卒ではないという理由で長年勤めた大型スーパーをリストラされ、再就職のあてもなく落ち込むラリー（ハンクス）が、心機一転、地元の大学に通うことを決意。一方、その大学には、教えることへの情熱を失ってしまった美人教師メルセデス（ロバーツ）がいたというストーリー。

ガマーが演じるのは、ハンクス扮する主人公ラリーの同級生で、ロバーツ扮する教師のもと、スピーチを学ぶ生徒のナタリー役。2人のオスカー俳優相手に堂々たる演技を披露している。

母親譲りの抜けるように白い肌に長く美しい金髪が印象的なガマーは現在25歳。6歳のときに、ストリープが主演したビレ・アウグスト監督作『愛と精霊の家』で、母が演じたクララの子ども時代を演じて女優デビュー。高校では水泳部のキャプテンをつとめ、2008年にストリープの母校でもあるヴァッサー大学を卒業している。

大女優の娘という立場に甘んじず、自ら数々のオーディションに挑む努力家の一面を持つ一方、オスカー俳優を相手に物怖じしない演技は、母親譲りのDNAを感じさせるものだ。

撮影時にはストリープ本人がハンクスに電話をかけ、娘のことをお願いしていたという。当のガマーは撮影現場でロバーツの子どもたちの姿を見て、母ストリープの撮影を見学した自身の幼少期を思い出したという。ここ数年、舞台やドラマなどに出演し、頭角を現しつつあるガマーの今後の活躍からも目が離せない。

『幸せの教室』は5月11日よりTOHOシネマズスカラ座ほかにて全国公開となる。