4人の美女に突然モテまくるさえない草食系男子の姿を描き、興行収入22億円を突破。第35回日本アカデミー賞話題賞など数々の賞に輝き、流行語にもなった『モテキ』。この作品のブルーレイ&DVD発売を記念したトークイベントが3月24日に都内で行われ、長澤まさみと大根仁監督が登場した。
森山未來演じる主人公・藤本幸世(ゆきよ)の大本命として登場する雑誌編集者の松尾みゆきを演じた長澤は、グレーのドットパンツに白のシャツという大人っぽいスタイルで登壇すると「『モテキ』に出会って、私の毎日が本当に変わりました」と笑顔で挨拶。
長澤のエロティックなキスシーンも大きな話題を呼んだが「周りの人からビッチって言われて、初めて『私の役はビッチなんだ』と気付きました……ビッチなんですかね?」とトークを展開。大根監督も「みゆきのキャラクターはまさみちゃんのパーソナルな部分を組み込んでいった。打ち合わせのときに『コンプレックスは?』と聞くと、それまで営業スマイルだったのに急に素の真剣な顔になって1分くらい考えて『何もかも全てにおいて自信がない』と言うんです」と暴露し会場を沸かせた。
それについて長澤は「ずっと優等生の役が多くて、本当の自分はそうではないなという葛藤があったんです」としみじみ語ると、大根監督は「3〜4年前から『この子は誰かに助けを求めてるな』と感じていました」と力説。「頼んでない」と苦笑する長澤に「その思いは『曲がれ!スプーン』のあたりで確信に変わりました。だから、カラにヒビを入れてあげたら、なかからまさみちゃんがハジけて素っ裸で出てきたような感じですね」と時折エロ目線を交えて語り、笑いを誘った。
その大根監督に長澤は「色っぽく撮っていただきました。監督は1日1回かわいいねと褒めてくれるんです。だから『モテキ』のときは満たされている感じでした」とニッコリ。ちょっぴり照れ笑いの大根監督は「さっきも裏で『モテキに出てから最近、スタッフさんや、街を歩いてる男の人からもイヤらしい目で見られるようになったんです』と言ってんですよ」と茶化していた。
また、8年ぶりの共演となる森山については「未來くんと話していて、お互い対人スキルが上がったなと思いました。当時はまったくしゃべらなかったんですけど、今回はいろんな話ができました。(劇中で)未來くんのことを本当に好きになっていたから魅力的に見えたのかな」と感慨深く振り返った。ちなみに監督は「撮影の合間にふたりでイチャイチャ喋ってるんですよ。俺の方が好きなのに、とヤキモチを焼いてました」と“絶口調”だった。
絶えず客席を笑わせた大根監督は「ドラマ版では、まさみちゃんの先輩で“東宝シンデレラ”の野波麻帆さんが出演。だから映画化第2弾は沢口靖子さんでいきます」と堂々の宣言。長澤は映画にちなんで「これでドロンします〜! シュ、シュ、シュ!(手裏剣を投げるマネをしながら)」とキュートな笑顔で観客を魅了した。
豪華特典映像のついた『モテキ 豪華版』はブルーレイが7035円、DVDが6090円で発売中。『モテキ 通常版』は、ブルーレイが4935円、DVDが3990円で発売中。(価格は全て税込)
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