工藤静香、『ジョン・カーター』の“バルスーム”の絵画を審査し「刺激受けました」

特別審査員の工藤静香と、受賞者の方々。前列中央、絵を持っているのが最優秀賞に輝いた9歳の有田幸樹くん。
特別審査員の工藤静香と、受賞者の方々。前列中央、絵を持っているのが最優秀賞に輝いた9歳の有田幸樹くん。

『スター・ウォーズ』や『アバター』といったSF大作に影響を与えたと言われるエドガー・ライス・バローズの伝説的小説「火星」シリーズの第1作「火星のプリンセス」を映画化した『ジョン・カーター』。この映画の舞台である惑星“バルスーム”を描く絵画コンクールが開催され、3月27日に朝日新聞・読者ホールで行われた授賞式に特別審査員の工藤静香が登場した。

[動画]『ジョン・カーター』特報

1990年より二科展に16回入選するなど、画家としての活躍も広く知られている工藤。今回、多くの候補作品のなかから各賞の選考に参加し、授賞式ではプレゼンターの役目もはたした。

工藤は「今回たくさんの応募がありましたが、力強い作品が多く、選ぶのが難しかったです」と選考のエピソードを語ると、特別審査員賞と最優秀賞の贈呈を行い、最優秀賞に輝いた9歳の有田幸樹くんの絵に対しては「とっても力強くて素敵な絵でした。どうもありがとう!」とベタ褒め。「みなさん、びっくりするような色使いをしていて、先に考えずに気持ちから入るのも大事だなと私も刺激を受けました」と総評を述べていた。

さらにこの日は、工藤が映画を見て「火星のプリンセス」をイメージして描いた絵画も発表。「赤い色を入れたり、乾いた感じを出そうと砂を使ったり、自分なりにイメージして描きました」と作品について語ると、「映画はロマンスあり、アドベンチャーありの勇気をもらえる作品。ご家族や、恋人同士でも楽しんでいただけます!」とPRしていた。

ウォルト・ディズニー生誕110周年記念のファンタジーアドベンチャー大作『ジョン・カーター』は4月13日より2D版と3D版が同時公開となる。

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