4月5日よりテレビ東京系にて放送が始まるテレビアニメ『しろくまカフェ』。その制作発表会が3月30日に新宿明治安田生命ホールで行われ、豪華声優陣11人と増原光幸監督が登壇した。
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『しろくまカフェ』は「月刊フラワーズ」で連載中の癒し系&脱力系の新感覚動物コミックをアニメ化したもの。ダジャレ好きなシロクマくんがマスターをつとめる“しろくまカフェ”を舞台に、パンダくん、ペンギンさんといった常連たちが繰り広げるダジャレ&ほっこりスローライフを描いた作品。この日のイベントの模様はUstreamでも生中継され、約2万人が視聴した。
最初に登壇したのは増原監督と、櫻井孝宏(シロクマくん役)、福山潤(パンダくん役)、神谷浩史(ペンギンさん役)、森川智之(パンダママ役)、遠藤綾(笹子さん役)、羽多野渉(半田さん役)、小西克幸(常勤パンダさん役)、谷山紀章(ナマケモノくん役)、小野大輔(ラマさん役)の9人。それぞれが担当キャラクターのぬいぐるみを持って登場し、パンダママ役の森川、常勤パンダさん役の小西がパンダメイク姿で現れたことに、会場からは歓声が。
その後、司会が「豪華声優陣11人大集合と申しましたが、まだ2名、少ないですよね」と話し、未発表だったリンリン役の川島得愛とグリズリーさん役の中村悠一を呼び込んでいた。
作品のおすすめポイントについて櫻井は「夕方という時間にふさわしく、ほんわかした肩ひじ張らずにゆったり見ることのできるアニメだと思います」と話し、福山は「動物たちが癒しの対象というよりかぶっ飛んだキャラクターが多く、クスッと笑っていただけると思います」と語った。
また、初めて原作や台本を読んだときの感想を聞かれた神谷は「ページをめくると、しろくま、ペンギン、パンダと書かれていてビックリした。(そういう風に)台本にストレートに書かれていると、僕は何を読んでいるんだろうと衝撃的でした(笑)」とコメント。
同じ質問に中村は「もう少し擬人化された作品だと思っていたので、原作をみてリアルな動物がいっぱい出てきて『マジじゃねーかよ!?』と戸惑いました(笑)。その瞬間、みんなの頭のなかをよぎったのは『どうやってやろう?』だったと思います。最初は自分の役を聞いていなかったので、原作を読みながらペンギンだったらいいなとワクワクしていたのですが、この黒いの(グリズリーさん)になりそうだと思っていたら的中でした(笑)」と打ち明け、小西は「可愛いなと思って原作を買って読み、面白かった作品なので出演できて嬉しいです。動物の動く口にセリフをあてる難しさを、今も探っている状態ですね」と話していた。
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